こんばんはー!イコッサです。
このところやっちゃえ日産!というCMをみませんね。あれ好きだったのに…。やっぱりほんとうにヤッちゃったのが不味かったのでしょうか><;
ところでDQXでもやっちゃったディレクターがいますね。
そう、リッキーです!
バージョン2と3を担当し、バージョン2ではコンテンツの充実ぶりから絶賛され、その反動からかバージョン3ではかなり酷評されてしまったディレクターであります。
今日はイコッサ的に『リッキーがやっちゃった』と思うことを書いていきたいと思います。
★すごろくの登場でコインのインフレ
カジノといえば『しんぴのカード』を頑張って手に入れるとこ…というのはバージョン2までの話でしょうか。その後、逆天井事件というものがあったらしいですが、イコッサ的にはこれを修正するだけでよかったのではないかと思います。
しかし、仕様の穴をついたプレーヤーと、公式発表を待ったプレーヤーでコインに差が生まれてしまい、その対策として行ったのがすごろくによるコインのインフレです。
そして、コインのインフレにより起きたのは、ふくびきのインフレ、そこから続くメダルのインフレ、最終的にたどり着いたのは世界樹の葉っぱ、世界樹のしずくが気軽に使われる世界でした。
そう、今のバトルの背景はカジノから始まったのです。(多分)
こうなってしまうと困るのが中途半端な回復能力を持つ職です。なにせ個性の1つとして売っていたサブヒーラーという価値がほぼ無価値にされてしまったのです。残ったのは中途半端な攻撃能力や補助能力だけ。これでは8人PTはともかく、4人PTには入れません。
補助のスペシャリストの魔法戦士や道具使いがザオリクやベホマズンを平気で使うのです。旅芸人やレンジャーにはこうして冬の時代が訪れ、いまも続いているのでした;;
なお、これから書こうと思っているのですがイコッサのバージョン3のメイン職は旅芸人とレンジャーでした。
★もったいない!コンテンツは1回きりで使い捨て!?
バージョン3には強ボスやピラミッドやドレアムといった、参加しやすくちょうどよい難易度のコンテンツが実装されなかったのです;;
邪神の宮殿は多くのユーザーが確実に現物をもらえる月2回だけやっていましたし、バトルルネッサンスに至っては1回だけと、追加されたコンテンツはかなりの制限がありました。
また、学園や魔塔といったプレーヤーの強さが反映されないものも目立ちます。
Lvアップや宝珠システムが登場し、先に挙げた強ボスやピラミッドはサポート仲間と、ドレアムはオートマッチングで楽に倒せるようになってしまいました。いくらこれらのコンテンツが人気があったといっても、さすがに1人で黙々とやるにはつらいです;;
でも人と組むほどの敵がいない…そんな時に出たのが常闇シリーズです。
これによりDQXは周回して楽しい複数のコンテンツを遊ぶではなく、たった1匹の強敵と使い捨てコンテンツで成り立っているという状態になりました。
バージョン3で言えば、常闇シリーズが好きか嫌いかガラッと評価が変わってしまう。そんな危ういバランスになっていたのです。
コイン4枚投入!え?その後どうするの?
上に書いたことの合わせ技になってしまうのですが、バージョン3.2から迷宮でコインを4枚投入できるようになりました。
迷宮のボスコインといえばDQXで最もにぎわうコンテンツの1つ!新しいボスに新しいアクセサリー、錬金効果にはずれも多く何度も通うことになります。
これがいつもの4倍の速さで楽しめる!やったーリッキー最高!!
・・・
とはなりませんでした。
上で書いた通りDQXは空前の使い捨てコンテンツブーム。その中で珍しく何度も何度も周回するコインボスが4倍速で消費される仕組みを導入してしまったのです。
Oh My GOD( ;∀;)
もちろんこれは賛成も多かったと思います。一刻も早くアクセサリーを完成させたい人や、人が集まりにくい初期のコインボスを一気に完成させたい人には必要なシステムであったのかもしれません。
でも、イコッサのように強くなることは2の次、楽しい時間が欲しいからゲームをやってるんだー!という人は困ります。コイン1枚持っていけば、持ち寄りで4回分楽しめたのに…それが1回で終わってしまうのです。
人と組む時間や口実がどんどん減らされてさみしいなぁ(/ω\)
開発者はDQXをやっているユーザーが、ゲームのどの時間を楽しい時間と認識していて、どの時間を楽しくない時間と認識しているのか知ってほしいと思いました。
そして、楽しい時間(だと思われる時間)を効率という言葉を使って減らさないでほしかった(というか効率的云々言い出したらゲームなんてしないぞぅ)
でもいい思い出もあった
でもリッキーはいい人でした。ものすごく頑張っている感じがでていたし、すごくユーザーと近い感じもありました。ユーザーの喜ぶ顔が見たくてやったこと(様々な緩和)が後々になって裏目になっていく・・・そんなイメージがあります。
嘘か真かわかりませんが、バージョン2は本来はバージョン3になるべきところも詰め込んだとも聞きます。DQ11の開発でスタッフがそちらに行ってしまったとも聞きます。きっと私じゃ想像もできない苦労があったんだろうな~と思います。
古いゲームでの例え話になりますが、バージョン2はドラクエ3に似ていました。自由度の高いドラクエ3でも、船を手に入れた瞬間はものすごく自由度が上がります。世界が一気に広くなってどこから攻略してもいいし、行けなかったところにどんどん行けてしまいます。このワクワク感にバージョン2は似ていました。
新しい大陸や、どんどん追加されるコンテンツは、きっとこれからもDQXはずっと楽しいんだという明るい未来を想像させてくれました。
こういう体験をさせてくれたから、不満や不安もあったけど、やっぱりいい思い出も多かったな・・・リッキー時代( ;∀;)
ーーーと、懐かしい気持ちで〆!