こんばんはイコッサです。
DQXは様々なキャラクターが登場しますね。人気で言えば、その頂点が毎回のバレンタインデーやホワイトデーで決定する、キングやクイーンなんでしょうね。例えばヒューザやマイユ達がそうです。
(カンダタやダストンなどのネタ・色物キャラは例外として)アストルティアの人気キャラクターは基本的に美男美女です。
しかしイコッサのお気に入りのキャラクターはだいたいオッサンなんですよね。今回のヒューザやギルガラン王子はウェディ体系の正統派イケメンなんですが、ゲームでイケメンってそんなに長所なのか?って思っちゃうわけです。
現実のイケメンやイメウーメン?はすごいと思うのですよね。ものすごい低い確率で顔のパーツや体形で当たりを引き当てた上に、性格も良いときています!すごーい。
でも、ゲームのイケメンって割と簡単に作れちゃいますよね?だからゲームのキャラは簡単に作れないキャラの背景を見て、このキャラカッコいいなぁって思うわけです。(違いの分かるアピールきもいね)
ではこう思った最初のキャラの紹介です。
プーポッパン王。メギストリス王子のラグアスの父親でアルウェの夫です。私がこのキャラ、すごい考えさせられるな~って思ったのは数年前にあるブログを見たからです。
アルウェ王妃は2つの力をもっていました。1つは予言の力、もう一つはフォステイルからもらった何でも願いかなうノートです。アルウェ王妃はこの力で王妃になります。何やら怪しい力で結婚したものの夫婦仲はとてもよかったようです。
しかし、プーポッパン王からすれば自分の意志でアルウェ王妃を愛していると信じているので、予言の力や願いのノートは大嫌い。なぜならそれを認めてしまうと王女や息子に対する愛が予言の力や願いのノートによって作られた偽物だと認めてしまうことになるからですね。
最初にストーリーを見たときはプーポッパン王ってなんて頑固なんだろう(#^ω^)と思いましたが、この考察を見てから大好きなキャラになりました。
もう一人同じように紹介したいキャラがいます。
誰(;^ω^)?
皆さんもう覚えていないと思いますが、ナドラガンドも闇の領域にあるカーラモーラ村の村長です。息子のサジェ君のほうが有名ですね。
このおじさん(以下、村長とよびます)もよく考えさせられるキャラなんです。彼の若いころはまさに息子のサジェと同じような考え方をしていました。闇の世界にあって猛毒に囲まれた村から、伝説の楽園を見つけ移住したいと思っていたんですね。
実際、村長はサジェ君より進んだところまで行っていて、楽園へ通じる扉の鍵を自力で作れるまで調査を進めていました。あとは扉さえ開ければ長年かけて行った調査の真偽がわかります。しかしあと1歩というところで村長は足を止めてしまいました。
楽園には悪魔が住むという伝説があり、もしそれが本当ならカーラモーラ村に被害を出してしまうというのが理由の1つ。探し求めていた楽園が存在しなかったらという恐れがもう1つの理由です。
前者は納得いきやすいですが、後者は『度胸がないな』と思われちゃいそうですね。しかし、シュレディンガーの猫のように、楽園の扉を開けるまでは楽園が実際にある未来とない未来の2パターンの可能性があります。村長はそこで踏みとどまってしまったのですね。
映画やゲームの主人公はとにかく突き進むことができます。だって主人公だから。でも普通の人間ってけっこう村長みたいな所ありませんか?ちょっと前に有名になった『俺はまだ本気を出していないだけ』って言葉がありますね。これと一緒です。『実際に本気を出して、それでもダメな人間だったらツライ』という未来が怖くて本気を出せずズルズルと日々を過ごすって、ありがちですよね。とっても人間臭いです。
でも村長はそこから1歩また別の道に進んでるんです。それは竜人は楽園なんてあるかないかわからないものより、自分たちで住みよい世界を作ろうっていう考えです。そこも含めて村長すごい良いキャラだな~って思います。
竜の神のナドラガは竜人達に対して『竜人って人に頼ってばっかりで自分で何とかしようって気がねーな!』と辛らつな評価でしたが、ヒロインのエステラだけじゃなくて闇の世界の村長やサジェ君も自分たちの力で道を開こうとしていますね。やっぱりナドラガのような神が導く世界はもう終わってるんだな~って思います。
以上、イコッサの好きなキャラの話でした。