こんばんはイコッサです。
今回はオーガおよびオーグリード大陸の記事となります。
オーグリード大陸は魔族と非常に縁のある大陸で、戦禍の邪神や、冥王ネルゲルの誕生や、古代魔族であるレギルラッゾ達と、その歴史はほとんど魔族との戦いです。
※魔界を舞台にしたバージョン5.0をクリアする前にフライングで書く記事ですので、多少正確性に欠けるかもしれません。
※また、大いにネタバレがあるので注意です。
↑の画像便利ですね!これからも使っていく~。
オーガという種族の起源
オーガという種族は、他の種族と違いハッキリ起源がわかっています。
ガズバラン神によりモンスターの体に人の心を宿すという試みで生まれた種族。それがオーガ
そして、その元になったモンスターは『鬼人兵やオーガキング等のオーガ種』で間違いないでしょう。
以下、5種族のオーガは『オーガ』と、オーガ元になったモンスターは『鬼人』と書きます。
紛らわしいですからね。
鬼人の豆知識ではオーガが人の心を失い、モンスターである鬼人となったとありますが、元をたどれば逆なのです。
ガズバラン神が人の心をモンスターの鬼人に宿した結果、現在のオーガが生まれているのです。
その根拠はグリエ王子による解説のほかにもあります。それはオーガが大量の魔瘴に侵された時に鬼人のモンスターになってしまう事です。
これはゲルト海峡にあるガミルゴの盾島です。
500年間にオーグリード大陸で噴出した魔瘴を体を張って防いだグレン王のガミルゴです。その後、体が鬼人に変化してしまっているのです。
オーガは起源を拡大解釈すると、魔瘴の大元である大いなる闇の根源の子供達ともいえる存在です。
肉体で言えばオーガと魔族の違いはあんまりない
つまり魔族寄りの種族であるオーガに、人の心が宿った存在がいっぱい暮らしているのがオーグリード大陸なんですね。
なんとなくですが、戦禍の邪神や古代魔族がこの土地に執着する理由もわってきましたね。
かなり無理やりですが、オーガという種族全体が魔族からして見れば裏切り者の末裔なんです。
オーガの歴史は魔族との戦い
オーガの歴史とは魔族、あるいは同族との戦いの歴史です。
※あまりにも長すぎるので分割してます。わかりやすいようにグランゼドーラの歴史も混ぜたのがいけなかった。
まずは神話時代の戦争ですが、戦禍の邪神がオーグリード大陸に封印されたのはこの時代です。
いきなり呪われた感じなんだよな・・・
さらに古代になると、アストルティアの神(たぶんガズバラン)と古代魔族(レギルラッゾ達)および魔族の王バラシュナが戦います。
ところで神話末期の時代には人間の神グランゼニスが最後の力を振り絞って勇者と盟友を作ってくれたんですが、その後の古代時代に現れた魔族の王バラシュナとの戦いでは勇者が参戦していませんね。
魔族の王といえど、魔界の神から認められ加護を受けた大魔王と、強いだけの一般魔族は扱いが全然違いますので、バラシュナは後者だったんでしょうか。
光の河が反応するのは魔界の神の加護に反応していると考えられる。そのため強いだけの魔族には反応しない
戦いはガズバラン神が勝利して古代魔族は現オーグリードに封印されましたが、500年前のラダガート建国でうっかり封印を壊し復活します。
この時もガズバランに神の槍を承ったオーガの騎士ガデリアが古代魔族をまとめて倒して封印しますが、現代で再び復活しそうになるなど、やりたい放題です。
戦禍の邪神と魔王バラシュナが率いる古代魔族という危険因子が眠るオーグリード大陸。既にツーアウト状態
冥王ネルゲルの誕生もオーグリード大陸で起きましたし、やはり呪われているんでしょうか。
バージョン5ではガミルゴが命を懸けて塞いだ魔界との穴が通じてしまいましたね。
これにてスリーアウトとならなければいいですが…。
既に戦禍の邪神、古代魔族、冥王ネルゲルでスリーアウト、魔界との大穴もあるからコールド負けしてる気がしないでもない。
オーガ同士の戦いも絶えない
魔族と戦う一方で、同族間の争いが多いのもオーガの特徴です。
え?ウルベアとガデリア?あれはクオードが悪いだろ!!
1500年前から1200年前にかけて悪鬼ゾンガロンによる戦禍がオーグリード大陸を襲いましたね。
これは元々グレン地方にあったドランド王国がオルセコ王国の領地に逃げ延びて水源地帯に鬼岩城を建てたのが争いの始まりです。
水源を巡った戦争なんですね。
しかも、ドランドの争いに終止符を打とうとしたオルセコの王ゾルトグリンが戦禍の邪神と契約して悪鬼ゾンガロンとなってしまいます。
悪鬼ゾンガロンはドランド王国を滅ぼして以来はグレン地方の国や集落を滅ぼしに行きました。
オルセコ王国をオーグリード唯一の王国とすることで争いを無くそうとしたんですね。
オーガによる平和な国家への道。自国以外は全部滅ぼせば平和になるよ!
しかし、戦禍の邪神の目的は当然ながらオルセコも含んだオーグリード大陸全体の滅亡なので、徐々に正気を失った悪鬼ゾンガロンもそのように動きます。
結果はバージョン4をやった皆様も知っての通りです。
オーガ特有の世襲制の否定
戦禍の邪神の干渉はあれど、同種で争うのはオーガの特徴と言えます。
オルセコ王国では世襲制でしたが、病弱な長男グリエ王子は王を継げないなど、力こそが全てという思想がオーガには染みついています。
それはオルセコ王国からグレン王国とランオーガ村に引き継がれました。
オルセコ王国はグレン王国の前身。ランオーガ村はオルセコ王国時代に封印したゾンガロンを見張るための村
『力こそが全て』という思想は過激さを増し、グレン王国とランオーガ村では世襲制ではなく強い者が王になるという制度を取っています。
これはアストルティアでは非常に珍しい制度です。バージョン5で言えば魔族寄りの考えです。
バージョン5ではアストルティアに侵攻してきた魔王ヴァレリアの動機が『強い者(魔族)が弱い者(アストルティア)を支配するのは当然』というものでした。
この考え方をちょっとマイルドにするとオーガになるんですよね。
これはモンスターから引き継いだ魔物の本質か?それとも争いの歴史を歩んだオーガのトップは強くないと成り立たないということなのか?
ところで、他の種族神が悩んだ末に竜族を罰してるのに対して、ガズバラン神は怒りの感情のままに竜族に罰を与えているんですが・・・。
モンスターの体よりも、人(ガズバラン神)の心のほうが争いを求めてる説
この『オーガとは強さを求めるもの』という考えは当たり前のものらしく、グレン城下町ではガートランドを非難する女性もいます。
ストーリーが進んだ今は聞けませんが、昔は『ガートランドの連中は生ぬるい環境で暮らして、自分を鍛えるというオーガの生き方に反している』みたいなことを言っていました。
確かにガートランドは世襲制だし、頑強な岩の砦で守られている上に水源も近いと、割とイージーな環境です。
こういう環境に対し、オーガとしての生き方に恥じると思う者が多いからこそ『ガズバランの牙』のような反ガートランド組織が生まれたりします。
現代でようやくガートランドのような生き方(強さを絶対視しない)も認められてきていますが、それにしても現代までずっと脳筋とは、流石オーガ
まとめ
オーガという種族はとにかく魔族との関わりが深いです。オーガの起源がモンスターなのですから当たり前ですね。
起源がモンスターなのにアストルティアに味方するという憎悪(可愛さ余って憎さ100倍)のせいかは定かではありませんが、大いなる闇の根源や戦禍の邪神といった魔界の神々に粘着されるという歴史を歩みました。
また、オーガからモンスターになってしまうキャラも数多くて『これは先祖返りなのでは?』なんて思ってしまいそうですね。
オーガに浸透している『強さこそ何よりも大事』という思想も魔族に近いものがあり、特に魔界の軍事国家バルディスタの魔族の考え方は1300年前から1500年前の時代のオーガそのものです。
特に顕著なのが、バルディスタの魔王ヴァレリアとオルセコ王国の王ゾルトグリンでしょうか。
皆が安心して暮らせる場所を作るために力で全てを支配する野望を持つヴァレリアと、同じく皆が安心して暮らせる国を作るために他国を滅ぼそうとしたゾルトグリンは近いものがあります。
比べると、ゾルトグリンの発想の方が狂ってそうですね。ヴァレリアの方が強者による支配という形で弱者にも生きる可能性を残してくれるだけマシです。
戦争で妻を失い、次世代に戦争を継がせたくないという親心からの行動とは言え、人間が一番恐ろしい…。さすがに悪鬼ゾンガロンになってからは、やってしまった事については、後悔も大きいようです。
バージョン5のストーリーでは冒険者が一時的に魔族になるのですが、オーガだけは起源はモンスターという設定上、あまり変わらなそうですね。
もし鬼人兵になりでもしたら、おもしろかったです。
実際の冒険者は優しい人が多いのに、設定的には魔族に近いという闇を抱えたオーガの話でした。
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おい!?
奇麗に終わろうと思ったら、いきなり滅茶苦茶な設定が出てきたじゃないの!?
古のトロル王国はオードとの覇権争いに敗れ、高度な文明をすべて失い魔物に落ちぶれたのだとか
ええええええーーー!
その『オーガ』ってオーガキングのオーガじゃないの?もしくはシールドオーガ。
見た目的にはこん棒持ったドワオの線も捨てきれない
真面目に考察するなら、ガズバラン神が人の心を与えたモンスターは2種類だったという事でしょうか?
ひとつは『鬼人兵系』で、もうひとつは『トロル系』です。この2種族に古代より前に心を与え、勝ち残ったほうがオーガという事なんでしょうか。
見た目的に『トロル系』に心を与えたのはドワーフの神ワギの方が合っている気もしますけどね・・・。ドワなら高度な文明を築きそうだし、なによりスキンヘッドだし。