こんばんは、イコッサです。
長い長いドラクエ10の歴史の中で7種族は強大な神や魔族やに翻弄されて生きてきました。
しかしですね、種族達も実は神や魔族に匹敵する怪物を作り出してきたのです。
今回は神や魔族にも匹敵する人造兵器たちを紹介していきます。
改造された魔物たち
メガルーラストーンでおなじみのリンクスや、魔法戦士の職業クエストで出てきた改造された魔物たちも、言いようによっては人が作った人造兵器と言えそうです。
魔物使いがスカウトしたモンスターとは違い、仲間ではなくあくまで兵器や商品として扱われているますね。
アストルティアの倫理観でもこれは流石にアウトなようで、もっぱら悪役に使役されております。
ただし、魔族から人間を守るために魔物を改造してぶつける・・・というような戦法はアストルティアの歴史ではとられたことがありません。
もしも、人を守るためという大義名分があれば、こういった非道は正当化されるのでしょうか?
アラハギーロ王国の魔物使い達は自分のモンスターを捨て石同然に扱われた時にものすごく怒りましたね。
このことから人間のためという大義名分があっても、許されることではないと思います。
マシン系は人造兵器の宝庫
上の『デイジーちゃん』や『最強商品』は魔物を改造しており、厳密に言えば人が作り出した兵器とは違いますね。
人が作り出した兵器と言えばマシン系です。
マシン系は当然ながら製作者がいるため、人造兵器の多くがここに集結しています。
こちらダークドレアアムが登場するまでアストルティア最強を誇った『雑魚敵』であるダークネビュラスです。
豆知識によると、なんと古代のアラハギーロ王国で作られた兵器だそうですね。
ちなみに古代時代というと6000年以上前になるのですが、アラハギーロ王国自体は1400年前にできています。
ここでは単純に昔のアラハギーロで作られたと覚えておけばいいでしょう。
なお、神話時代と古代時代は公式資料アストルティア創世記から抜粋しているので、1400年前も実は古代時代に含まれているなんてことはないですよ~;;
エテーネルキューブで行ける古代グランゼドーラだって1000年前のことだしね
このダークネビュラスが人造兵器という事は、もしかしたらあのキラークリムゾンさえも竜族の人造兵器ではないかと思ってしまいますね。
残念ですがそれは違います。
順を追って説明すると、キラークリムゾンはメギドロイドというキラーマシン型のモンスターの後継機となっています。
ではメギドロイドは何者かというと、豆知知識にも製造については書かれておらず、ただ1文『タイプGの偽物と言われると傷つく』とだけあります。
タイプGはキラーマシンの改良型であるので、メギドロイドもまたキラーマシンの改良型の1つではないかと予想します。
全く別物の可能性もあるけどね!
そして全ての原点であるキラーマシンですが、最近になってキラーマシン強が登場しましたね。
ノーマルのキラーマシンは永久機関というものを内蔵しているようなので、このキラーマシン強はどこかの科学者が改造したということになりますね。
しかし、ウルベア地下帝国で開発されたドルセリンが魔界で使われるというのはすご~く興味深いです。
なぜ魔界にドルセリンが・・・?
このキラーマシンが人間の手で作られた情報でもあれば、その改良型の可能性が高いメギドロイドや、最新型のキラークリムゾンさえも人造兵器だと言い切れそうです。
しかし、キラーマシン型のモンスターの豆確証を漁ってもそのような情報はえられませんでした。
残念!
キラーマシン型のデュランダルが魔族性のマシンであることを考慮すると、やはりキラーマシン型の敵は魔族によって作られたとするのが自然かな?
ドラクエ10とは関係ない『モンスター物語』によるとキラーマシンはゾーマの手で作られているようだし、やはり伝統的に魔族製の可能性が高そうです!
マシン系と言えばウルベア
ドワーフはとにかくたくさんの兵器を作ります。
ドワーフの技術は世界1~!
まず種族神のワギからしてマシン系を作っています。
種族は種族神の特性を引き継いで生まれていますので、ドワーフがマシン系大好きな技術者揃いなのは親譲りなのです。
そして最古のマシン系はこの管理端末Qシリーズなのではないでしょうか?
エックス君との戦いの後に故障したQ484ですが、すぐにQ485が登場したことから最低でも485機はあると思います。
管理端末Qシリーズは戦闘ロボでもあるので、これだけで相当な戦力です。
支援端末Pシリーズも存在することから、端末も用途に合わせてA~Qまではありそう…
次にドワーフがマシン系を開発するのは3000年前のウルベア地下帝国時代です。
これが有名なウルベア魔神兵ですね。
ちなみウルベアで開発されたマシンは魔神機とよばれ、試作機も含めて01型~08型があります。
強ボスにでてくるウルベア魔神兵は07型です。
なお『ウルベア』魔神兵と命名されていますが、設計者はガテリア皇国の技術者リウ老です。
リウ老子はあくまでウルベア魔神兵を警護ロボットや生活のサポート用に開発しており、軍事的な方面に使う事は反対でした。
01型~02型は支援用、03~05型は防衛用、そして戦闘用が06~07型
ですが、この時代はクオードが宰相としてウルベアとガテリアの国家間の争いを煽りに煽った時代であり、ついに戦闘用の大型魔神機が誕生します。
魔神機の人工知能は人間に近く、人を殺めた魔神機は発狂して初期化をしても狂ったままなのだそうです。
機械さえも戦争で心を壊すというのに、人間というのは恐ろしいものですね。
そして行きつくところまで行ってしまったのでが魔神兵ゼェードやウルベア大魔神です。
このタイプの魔神兵にはドルセリンではなく地脈エネルギーが使われております。
詳しく書くと死のほどの長くなりますので簡潔に書くと、この魔神兵のために地脈エネルギーを開発したのではありません。
逆に欠点だらけの地脈エネルギーを開発する大義名分のためにガテリアとの戦争や、この兵器を作ったと考えるのが自然でしょう。
なぜそうまで地脈エネルギーを開発したかったのかは、こちらの記事をご覧ください。
まあウルベア地下帝国のやった悪行は基本全部クオードが悪いと思えばいいよ?
そして恐らく歴史上で最強のマシン系となるウルベア大魔神ですが、ビーム1発で巨大国家を消し飛ばします。
下の画像はウルベア地下帝国ですが、この国と同格の巨大国家を滅ぼす威力だと考えると、破壊力という点では並ぶものが無い気がしますね。
この超兵器を動かすために使われる地脈エネルギーも膨大であり、開発した帝国技術庁周辺は3000年の時が過ぎても砂漠のままです。
おそロシア・・・( ´;ω;`)
錬金術で生まれた兵器
バージョン4全般の敵となっている異形獣(正式名称はヘルゲゴーグ)ですが、これも人が開発した兵器です。
本当に色々な形が現れましたが、実際は2種類しかおりません。
1種類目は量産型のヘルゲゴーグです。
多少のアップグレードやマイナーチェンジはありますが、黒い個体も赤い個体も、白い個体も金の個体も全て大元は一緒です。
さらにもう1種類の強化発展型のヘルゲゴーグですが、強化のし過ぎで鎌後の殻が厚くなり、孵化に必要なエネルギーも膨大なものになっていました。
エネーネ王国ではこの強化発展型ヘルゲゴーグを孵化させることができず、ナドラガの心臓の力を使ってようやく孵化させることができました。
ナドラガの心臓には創生の力の他に魔瘴と戦禍の種と、色々混ざっていたけど純粋にエネルギーだけを使えたのかな?
こうして誕生したのがバージョン4.1から4.4のボスとなる強化発展型ヘルゲゴーグです。
さらに、ラスボスのキュロノスさえも強化発展型ヘルゲゴーグが4体合体してなんやかんやした物体となっています。
バージョン4のキュロノス陣営は実質2種類のヘルゲゴーグと洗脳されたパドレしかいなかったという事ですね。
当然戦力としては乏しいので、主人公が事件を解決した直後にハイエナのように現れるスタイルは正しかったわけです。
でも主人公のおこぼれでレベルアップするボスってどうなんでしょう?
キュロノスは神より盗賊に向いてると思うよ
ちなみにドミネウスが使っていた自動人形も戦力として数えられるので、エテーネ王国はそれなりに沢山の兵器を作っていた国であります。
ただし、本命の強化発展型ヘルゲゴーグが竜人の心臓なしでは孵化もできない失敗作なので、実際にはウルベア地下帝国ほどの技術は無い気がしますね。
最強の人造兵器ダークキング
これまで様々な人造兵器を紹介しましたが、これぞ最強と私が思う人造兵器はこちら!
『おいおいおい、ダークキングは人の作ったものじゃないでしょう?』と思われそうですね。
ですがこのダークキング、神話時代のナドラガvs種族神の戦いで生まれたものなのです。
ダークキングが生まれたのは闇の領域です。
神話時代には竜族の都市の中でも辺境だったようで、闇の領域に6種族が来る頃には戦況は竜族が不利となっていました。
そのため強固な岩壁に守られたカーラ郷(今のカーラモーラ村)に住む竜族は岩壁の外に毒をまき散らして6種族の侵入を阻みました。
この時の毒はドワーフの神ワギが作った毒の浄化装置『月』の力を持ってしても完全浄化に1万年近くかかるというものです。
一時の戦争で汚染した大地が、今後永遠に近い時間使い物にならなくなるって、核兵器がモデルなんじゃないかな
この毒が濃縮されて誕生したのがダークキングです。
この性質から意志を持たず、自然災害に近い存在らしいですね。
その強さは強烈で、あのレグナードに近い反応を示しているらしいですよ!
メイヴは神話時代に竜族を襲いながらもナドラガに退治されない怪物、それと互角なレグナードに近いダークキングという構図
竜族が意図して生み出したとは言えないダークキングですが、竜族が作った毒から生まれたという点で、竜族が生み出した兵器と言えそうですね!
ウルベアの魔神機やエテーネのヘルゲゴーグと違い、全く制御できていないことから完成度は最低ですが・・・。
ダークキングVSウルベア大魔神
最後に最強の人造兵器を決めてしまいましょう。
強化発展型ヘルゲゴーグも強い事は確かですが、孵化するために竜神の心臓という点でエントリーすらできない気がします。
さらに時渡りの能力を使ったパドレが、ネロドスの魂や未来アルウェーンの永久機関なりを与えてやらないと凄まじくパワーダウンしそうなので、やはり素の性能は低いと思われますね。
なにが究極だよ!
皆さんも不死の力が無いネロスゴーグや、分裂しないバイロゴーグを想像してみてください。
普通に弱そうですよね。
さて話を戻しますが、ダークキングvsウルベア大魔神は非常に良い勝負をしそうです。
しかし、ウルベア大魔神はエネルギーが地脈エネルギーのため、持久戦になって機能が停止すると私は考えます。
ダークキングのエネルギーというか、ストックは浄化に1万年はかかる(現在から数えれば約5000年)闇の領域の毒そのものですから、持久戦は得意でしょう。
地脈エネルギーは数年で緑豊かな大地を砂漠にするほど燃費が悪く、その中でもウルベア大魔神は最悪の燃費の悪さなのでビーム数発撃てば機能停止するんじゃないでしょうか?
勝負は無限復活するダークキングの粘り勝ち!
ただし、ウルベア大魔神のビームは1発で国家が滅ぶ破壊力なので、闇の領域の毒全てを焼き払ってしまう可能性はありますね。
どちらが勝つにしろ、こんな戦いが起きたら世界が滅ぶ気がします。
科学の暴走も、ほどほどにね?