こんばんは、イコッサです。
しばらくストーリーに顔を出さない賢者ホーローですが、バージョン1のころ、おかしな事を喋っていたのを覚えていますか?
これは500年前のグレンに行き破邪船を操るエルジュに『子孫が破邪船の術を絶やさないように』との伝言を伝えた後の会話です。
この歴史改編により、本来途絶えてしまうはずだった破邪船が現代に伝わり、その継承者であるフルッカも『ものぐさな性格』から『しっかりもの』になりました。恐らくは破邪船を継承する理由がエルジュの子孫に伝わる中で、その責任と誇りも伝わっていったからだと思います。
これが歴史改編前のものぐさなフルッカです。
そしてこちらが歴史改編後の真面目なフルッカです。
歴史改編の影響をモロ受けた人物なので、初対面じゃないのに初対面ということになってしまっています。
そこで賢者ホーローが登場し『あのものぐさだったフルッカ』という不思議なセリフを言います。
なんで改編前の歴史を覚えているんでしょうか?
結論から言うとホーローはシンイ(クローズ)の祖父ということが発覚しております。
そうなると、エテーネ人ということで僅かばかりの時渡りの力があり、歴史改編を感知する能力があると考えるしかありません。
今回はこの賢者ホーローとエテーネ人、そしてアバ様に対して考察していこうと思います。
アバ様には時渡りの力がある?
いきなりアバ様が出てきましたが、アバ様はシンイの祖母ですので当然ながらエテーネ人でありホーローの妻という事になります。
さらにホーローによると、アバ様は予知ができたとのことです。
アバ様はカメ様(ペガサス)からお告げを聞く巫女をやっていたのですが、このセリフだとアバ様自身も予知の力を持っているように聞こえますね。
ホーローもエテーネ人なのでカメ様からのお告げを、あたかもアバ様自身に予知能力があるかのような勘違いはしないと思います。なので、アバ様には予知能力があったという前提で話を進めましょう。
そして予知能力とは『時見』であり、5000年の歴史の中でたまたま時渡りの力が強い先祖がえりとも言える人物がアバ様だったんだと思います。
時渡りの力を回復させる『ハツラツ豆』が好物というのも、時見の力が備わっているという伏線だったのかもしれません。
さらに言うと、アバ様は5000年前のエテーネについての知識もあるようで、主人公が過去から来たという事をいち早く知っていました。
ネルゲル襲撃で亡くなられなかったら、この豊富な知識で色々とお世話になっていたんでしょうね。
アバ様の時渡りの力ですが、現代のエテーネ人としては破格のものがあったと思われます。
そもそも時渡りの力自体がキュレクスから初代エテーネ王に伝わり、その子孫に伝わっていった力です。必然的に時渡りの力を持っているのは王族や、その家族という事になりますね。
それに対してエテーネ村の人々のルーツはエテーネ王国を捨てた自由人の集落の人達です。当然ですが王族のような身分のある人はいなかったと予想されます。
エテーネ村の人々は時渡りの力が弱い。なぜなら時渡りの力が弱い自由人の集落の人達が祖先であるため
祖先の段階で時渡りの力が弱いという下地がある現代のエテーネ人ですが、その中で稀にアバ様のような先祖返りが生まれ、カメ様の巫女として選ばれるのかもしれませんね。
ホーローの時渡りの力は弱い
さて、アバ様の時渡りの力については語りましたが、ホーローの時渡りの力はどんなものでしょうか?
確実なのはアバ様よりも弱いという事ですが、少なくとも主人公の歴史改編を認識しているという点で時渡りの力があると考えてよさそうです。
ホーローが駅弁を食べる事が大好きという設定も、バージョン1時代の時渡りのカギとなった列車と繋がっていると考えると、深読みしてしまいそうですね。
結論としてアバ様は予知が可能なくらいには時渡りの力がある。ホーローはアバ様よりは時渡りの力が弱いが、歴史改編を感知できるくらいの力はある・・・という事になりました。
バージョン1のストーリーはオープニングで『テンスの花』を手に入れる場面から始まり、500年前に時渡りして破邪船を復活させ、ネルゲルを倒すところまで全部アバ様の予知通りとなっています。
ここまで正確な予知ができるとなると、アバ様の時渡りの力は時見の箱の力を借りなくてはいけないドミネウスよりも強いのかもしれませんね!