あなたをこえたくて

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失われた時渡りの術

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こんばんは、イコッサです。

最近の記事で時渡りに関するものが多いのですが、その中でも一番気になっていた『メレアーデだけが完璧な時渡りを何故行えるのか』という疑問がある程度解決しました。

そして調べた結果、恐らく時渡りの術を正確に操れるエテーネ人は今後現れないだろうという結論に達したので、その事を書いていきたいと思います。

 

メレアーデはなぜ完全な時渡りを行えるのか?

最初に完全な時渡りとは何かを定義しますと、どんな時代にも自由に行けることですね。

主人公やクオードはエテーネルキューブなしでも時渡りを行いましたが、あれは生命の危機に偶発的に使えただけで、自分の意志では使えませんでした。

また、エテーネルキューブや時見の箱を手に入れた主人公やパドレも、キュルルやキュロノスといった『時の精霊』の補助なしでは時渡りの行き先を正確に定めることができません。

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最初にエテーネルキューブを起動させた主人公は謎の空間(時の狭間?)に漂う事になり、その行き先をキュルルが案内しました。

もし主人公だけで時渡りをした場合、どこに行ってしまうか自分でもわからないということで、大変危険です。

そんなエテーネ人の中でエテーネルキューブをキュルルの補助なしに使える唯一の人物がメレアーデです。

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この『今の私なら』というセリフが気になりますね。

メレアーデがキュルルの補助なしにキューブを使えるようになった要因は何なんでしょうか?

まずは『キュレクスが大量の情報をメレアーデに転送した』ことが挙げられます。エテーネルキューブはキュレクス由来のアイテムなので、その使い方の情報も伝えられた可能性がありますね。

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しかしこれはキュロノスの操られたマローネの乱入により中断されました。

メレアーデが具合を悪くする様子がなく、すぐに中断したために『大量の情報』を送ることはできなかった可能性がありますね。

次の可能性としては『ユマテルの残した永久時環と同期した』事が挙げられます。

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同期というのはよく使われる言葉ですが、永久時環に残された知識を動機によって手に入れた可能性もありますね。

ただし永久時環はユマテルの制作物であり、キューブは主人公の兄弟の制作物なので、この説も確実とは言えません。

最後はメレアーデが身に着けているリストレットの効果によるものという可能性があります。

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このリストレットは命じるだけで意思を伝えてくれるアイテムです。

エテーネルキューブにもこの効果が有効であれば、特に知識がなくとも『○○年のどこどこに行きたい』と念じるだけでエテーネルキューブに時渡りの行き先を設定できます。

私はこの説を推そうかな

とは言え、リストレットもユマテルの作品なので、主人公の兄弟姉妹とクオードがウルベア地下帝国で作ったエテーネルキューブに有効かは確証が持てません。

時渡りの力に反応する点や、おなじエテーネ王国の技術ということで使えるような気も・・・しないでも・・・ありません。

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ちょっと苦しいかな・・・。でもこの説を前提にして話を進めさせてください。

 

失われた時渡り

マデ神殿で発見し、その後はメレアーデが身に着けていたリストレットですが、最後の時間移動の旅をする時もちゃんと装備されていますね。

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そして現代で目覚めたメレアーデの腕にもあります。

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しかし、この後リストレットが輝き、メレアーデに懐かしい思い出を見せて消滅します。

もしリストレットを使う事がエテーネルキューブをキュルルの補助なしに操作(新しい行き先を追加)する唯一の方法ならば、その方法は永遠に失われてしまった事になりますね。

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 ストーリー中で何度か言われていますが、パドレや主人公は最高の時渡りの使い手です。

しかし、彼らですら行き先がどこかもわからない危険な時渡りしか使えず、時渡りを制御するエテーネルキューブの操作方法もここで失われてしまいました。

もう新たな時代への時渡りは危険すぎて使えない気がする

バージョン4は時渡りの力に頼りすぎて世界を崩壊させてしまったエテーネ人が、その力を捨てて自分達の力で生き抜こうと考えるまでのお話だったと思います。

ナドラガに依存していた竜族が独り立ちするまでのお話だったバージョン3と、どこか似たコンセプトを感じますね。

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そういうお話なので、時渡りの術が失われるのは私的には全然OKです!むしろ話の流れ的には失われないといけないチカラだと思っています。

・・・・・・

・・・

あれ?もしかしてバージョン5の魔界編もジャゴヌバから魔族が独り立ちするお話じゃないだろーな?

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