あなたをこえたくて

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魔族はなぜアストルティアを憎むのか

こんばんは、イコッサです。

バージョン5.2のラストで魔族や魔物がアストルティアを憎む理由が判明しましたね。

それは『侵略者ジャゴヌバを封印した際、後に魔界となる土地に置き去りにされ、過酷な環境で生きることを強いられた』からでした。

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確かに恨む気持ちもわかります。

ですが・・・。

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根本的な原因がジャゴヌバの侵略なら、ジャゴヌバに怒るのがスジです。

魔界に取り残された人達は魔瘴に適応することで生き延びたので、ジャゴヌバに恩があると考えることもできますが、死にかけたのも魔瘴のせいです。

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本来怒るべき相手(ジャゴヌバ)は強すぎるから口を出せず、自分より幸せにしている第三者アストルティア)に八つ当たりしているようにしか見えません。

それもある意味リアルだけどね

魔仙卿はこうも言っています。

  • 魔族はアストルティアに見捨てられて怒っている
  • 長い年月で怒りの理由は忘れたが、まだ怒っている

けっこう滅茶苦茶なことを言っています。

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理由もわからないのに怒るなんて可能なんでしょうか?

アストルティアに侵攻した大魔王が非常に慕われていて、これを討ったことに腹を立てている・・・という理屈なら話は通ります。

でも、それだと最初にアストルティアに侵攻したヴァルザードとザードの魔王軍は怒る要因がないですよね。

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長い年月によって怒りの理由を忘れたとありますが、ジャゴヌバが封印された神話時代から本当に長い年月が経っています。

下手したら数万年経過しているんです。

これだけの長い時間『よくわからないけど憎い』という感情が伝わっていくのも変ですよね。

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考えられる説1、親からの伝聞

アストルティアに見捨てられた第一世代はアストルティアを憎む理由を明確に持っています。

しかし、子の世代、孫の世代が続き、数えきれないほどの代を重ねると恨んでいた理由の伝達がされなくなっていくでしょう。

その結果『理由はわからないけど親や周りが言っていたからアストルティアが憎い』という世代が生まれてきます。

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今の魔界の世代はこういう情報に流されやすい世代ということになります。

偏見だらけの親や周りに育てられれば偏見の強い子が育ちます。

そしてアストルティアに偏見のないイーヴ王に育てられたアスバルは、やはりアストルティアを憎まない魔王となりました。

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しかし、この説にはオカシイ点がありますね。

アストルティアへの憎悪の理由が伝承されないのに、憎悪そのものは伝承されるってあり得ますか?

普通はどっちも忘れちゃうでしょ

アストルティアを憎悪する理由が記憶から忘れ去られるなら、憎悪だって記憶に由来するんだから忘れてしまうと考えるのが自然です。

 

考えられる説2、魔瘴による洗脳

上でも書きましたが本来恨むべきはジャゴヌバであり、その恨みも長い時を経て世代を重ねれば消えていくのが自然です。

それでも恨み続けるというのは『外的要因により恨みが持続している』と考えるのが自然です。

その外的要因こそ魔界で生きるために取り込んだ魔瘴ではないでしょうか?

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魔瘴はジャゴヌバから発生しており、魔瘴を通じてジャゴヌバにより魔族や魔物はアストルティアを憎むように仕向けられていると考えられます。

ジャゴヌバの目的が創生のチカラで創られた全てのモノの破壊なので、魔族は都合よく使われているというワケです。

そして魔族魔物も元は女神の創作物なので、用済みになったら始末されるでしょう。

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この説だとユシュカやアスバルもアストルティアを憎んでいそうですが、彼らにその様子はありません。

魔王クラスの強い魔族を操ることはできないのでしょうか?

ですが、大魔王になる際にジャゴヌバと直接契約して大量の魔瘴を取り込みますね。

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創造神になる野望を持つ大魔王マデサゴーラにもアストルティアへの憎悪があるようです。

ネロドスが生きていた頃、ただの魔族だったマデサゴーラはこのような感情を持っていたでしょうか?

私は彼が大魔王になった際の契約が原因でこうなったと思います。

大魔王になっても良い事1つも無いな

ジャゴヌバと契約したナドラガ神から出てきた戦禍の種ですが、大量の魔瘴を取り込んでいました。

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私の冒険の書だとこのアイテムは既に無くしてしまったので記憶に頼るしかないですが、このアイテムを使うと以下のようなメッセージが出ます。

  • 怨念めいた感情が沸き起こり憎悪に支配されそうになった

凝縮した魔瘴を握るだけで憎悪の感情が湧き出してくるということは、その身に魔瘴を宿す魔族は常にこの憎悪に晒されていることになりますね。

ナドラガ神はジャゴヌバとの契約前の段階でグランゼニスに攻撃するようなアレな性格でした。

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しかし、神話時代の彼は神獣プリフィーを残していたとバージョン3で登場した時よりはまともだった気がします。

元々頭のネジが数本抜けていたナドラガは高濃度の魔瘴により全部ネジが吹っ飛んでしまったと考えられますね!

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アストルティアに侵攻する理由が分からない初代大魔王ヴァルザードですが、ジャゴヌバとの契約で大量の魔瘴を取り込み、憎悪に支配された結果と考えられそうですね。

そしてバージョン5.2では主人公も大魔王になるのですが、主人公はジャゴヌバと契約していません。

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魔仙卿は主人公がジャゴヌバと契約する前に戴冠式を妨害しました。

ジャゴヌバと契約することで大量の魔瘴を注がれて、邪神の操り人形にされることを防いだとも見れますね。

敵のように見えてやっていることは味方

今後の魔仙卿はこのスタイルで活躍するんじゃないでしょうか?