こんばんは、イコッサです!
アップデート前に書きたいネタが2つあるのに、もう明日ー!?
・・・ということで、急いで書いていきます。
いつものことですが、バージョン5.2終了までのストーリーのネタバレを含みます。
では初めて行きますよ~。
魔仙卿は結局何がしたかったのか?
YOU、大魔王になっちゃいなヨ!
・・・という感じで5.0からずっと主人公の大魔王就任を後押ししていた魔仙卿ですが、最後の最後で大魔王就任を妨害したように見えますね。
先代の魔仙卿がマデサゴーラには与えた冠を、今の魔仙卿はエックス君に与えなかったばかりか、途中で魔瘴魂を呼んで滅茶苦茶にしました。
これは魔仙卿が考える大魔王と、ジャゴヌバの考える大魔王に違いがあるからです。
魔仙卿の中身である兄弟姉妹は数百年前の魔界に時渡りし、何やかんやあって時渡りの呪いも解けました。
そして魔界を安住の地としたのです。もちろん生まれ故郷であるアストルティアも大事に思っているようですね。
こういう境遇なので、魔仙卿の望む大魔王とはアストルティアと魔界の2つの世界をどちらも平和にできるような人物です。
この『条件を満たすのは困った人にクエストを頼まれれば何でもホイホイ引き受ける究極のお人好しであるエックス君しかいない』のでした。
一方でジャゴヌバの望む大魔王は魔族を率いてアストルティアへ戦いをしかける魔界の鉄砲玉のような存在です。
ヴァルザードやネロドスやネルゲルはそういった存在でしたね。マデサゴーラは別の野望があったようですが・・・。
このジャゴヌバと魔仙卿の大魔王像にズレがあるため、魔仙卿はエックス君の大魔王戴冠式を妨害したと考えられます。
もし戴冠式が続行されていたら
仮に魔仙卿があのままエックス君の頭に大魔王の冠を載せて、正式な大魔王と認めていたら何が起こったでしょうか?
たぶん空からジャゴヌバの手が出現し、エックス君をニギニギして大魔王パワーを注入して契約が完了するのだと思います。
こうなってしまうとエックス君はジャゴヌバと契約したことになり、魔瘴によりパワーアップはするでしょうが、同時に『アストルティアに殴り込みをかける呪い』も受けてしまうでしょう。
今までアストルティアを救ってきたエックス君がその地を攻めるというのは違和感がありますが、魔族だってアストルティアを攻める理由なんて忘れてますからね。
なんとなく憎いという理由で攻めているんです。
また『大量の魔瘴がつまった戦禍の種を握った時に意識が憎悪に埋め尽くされる』という現象が起こりましたね。
ジャゴヌバとの契約で大量の魔瘴が体の中に入れば、常にそのような感情に振り回され、最後にはジャゴヌバの意思に負けてアストルティアを攻撃するかもしれません。
今私が言った全てを回避するために魔仙卿は戴冠式を妨害したんだと思われます。
一見敵対しているように見せかけながらも、エックス君を助ける行動だったんですね。
狸と狐の化かし合い
エックス君は3人の魔王に認められ、事実上の大魔王になりました。
しかし、それはジャゴヌバとの契約はしておらず、ちょっと強いだけの『普通の魔族がまとめ役をやっているだけの状態を大魔王と言っている』に過ぎません。
特別な存在ではないという事
魔仙卿的には、ジャゴヌバとの契約抜きで成立している今の大魔王の方がアストルティアと魔界の関係を平和に維持するには都合がいいのです。
ですが、魔仙卿は契約によりジャゴヌバに直接逆らう事はできないでしょう。
そのため戴冠式の時のように一見エックス君を攻撃しているようで、実は助けているという場面がバージョン5.3でも見られるかもしれません。
今回のストーリーの見どころの1つだと思うので『この時の魔仙卿の本当の意図はなんだろう?』と考えるのもおもしろいかもしれません。