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初代&2代目勇者とグランゼドーラの歴史

こんばんは、イコッサです。

防衛軍や邪神は大好きだけど、神武器や神ベルトを狙う事自体は大っ嫌いな私なので、王家の迷宮をしばし放置しておりました。

時間をかければ神装備が手に入るんでしょうが・・・どうしても得るものがない間は『時間を無駄にした』と感じてしまうんですね。

だから全然その手の神装備は持っておりません。

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しかし、どうやら初代勇者と2代目勇者の話が王家の迷宮で聞けるらしいのです。

勇気の輝石も武器60個を突破してあふれ出してしまっているので、今回は王家の迷宮で聞ける話をまとめてみました。

やることが2か月遅いよね

さらに神話時代の話になるそうなので、公式資料のアストルティア創世記』も使っていきます。

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そして勇者と言えば大魔王と戦う運命にありますので、大魔王城の図書館にある『始まりの大魔王5つの偉業』も参照するつもりです。

以上3つの資料から初代&2代目勇者の歴史を整理していきますね。

 

初代勇者の誕生

始まりの大魔王5つの偉業によると、初代大魔王に先に攻撃を仕掛けたのはアストルティア側のようです。

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この後に初代大魔王はアストルティアに報復に向かうのですが、その時に初代の勇者が誕生したようですね。

アストルティア創世記には『神話時代の戦争で衰弱したグランゼニスが選ばれ子供に邪悪なものと戦う力を与えた。この時生まれた双子の勇者と盟友の起源とされる』と書かれています。

初代は勇者だけで盟友はいなかったみたい

ところが現代のグランゼドーラでは双子の兄が勇者で、弟は勇者を支える友と曖昧に書かれています。

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王家の迷宮にいる亡霊たちの方が真実を伝えているでしょうから、実際は兄弟2人とも勇者だったハズなんですが・・・どうしてこういう風に伝わったんでしょうね?

それはともかく、初代勇者は神話時代の残党である魔族を滅ぼしたとされます。

ここで滅ぼされた神話時代の残党が始まりの大魔王なのでしょうね。

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大魔王を残党扱いするのは無理がある気がしすね。

でも、ルティアナvsジャゴヌバの戦いからず~~~っと小規模な戦いが続いていて、始まりの大魔王もその戦いの延長線で一括りにされてしまっているのかもしれません。

ここで『生まれた勇者は双子』というところに注目しましょう。

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王家の迷宮には2つの時代の勇者の話が語られます。

ちょっと混乱しそうですね。

でも、双子の勇者は1組しかいないので十分絞り込めます。

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兄勇者はアシュレイで弟がレオーネです。

この頃はグランゼドーラという国は無く、ゼドラ族とレビュール族がレンダーシア北部の覇権を争っていたそうです。

そのタイミングで始まりの大魔王の侵攻が開始され『ゼドラ族に双子の勇者が生まれた』ようです。

普通ならゼドラ族が一気に優勢になりそうですが、弟レオーネはレビュール族に養子に出されます。

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この決定をしたのが『グランゼニスの声を伝える巫女』だそうです。

グランゼニスは兄ナドラガとの命懸けの兄弟喧嘩の後なので、自分の作った人間が仲違いする様を見たくなかったからこのような意思を巫女に伝えたと思われます。

レビュール族に染まった弟勇者レオーネが兄と覇権争いする未来は予想しなかったのかな?

そういうドロドロの争いをする間もなく、大魔王との戦いで弟勇者のレオーネは命を落とします。

こうして残った兄勇者は名実ともに英雄となりゼドラ族をまとめて新たな国家『神聖ゼドラ王国』を建国しました。

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これが今のグランゼドーラ王家の前身になっているんですね。

なお、ゼドラ王国の誕生ですが少なく見積もって7000年以上前となっています。

最近DQ10の歴史で何年前に起きた出来事かわかっている最も古い事件が更新されました。

今までは6000年前の2度目の災厄の王襲来だったのですが、それよりも1000年古い7000年前にゼクレス王国が建国されたことが分かったんですね。

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※この画像はツイッターのほうで頂きました。感謝感謝。

ゼクレスの大魔王は2人、そのうち1人が建国王なので約7000年前に作られた国と言うのが予想できます。

そしてゼドラ王国は初代大魔王の時代なのでさらに昔ということで、7000年前よりもずっとずっと昔ということになりそうですね。

 

2代目勇者の誕生

時は流れて3500年前にザードの大魔王ヴァルザードがアストルティアに攻めてきますが、この時に2人目の勇者が誕生します。

アストルティア創世記によると、この時ヴァルザードを倒した勇者は2代目かつ、初代勇者の血を引いているそうです。

つまりゼドラ王国の王族ということになりますね。

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この2代目勇者がゼドラ王国の名をグランゼドーラ王国と改めるのですが、なぜそのような必要があったんでしょう?

『ゼドラ王国のまま継続しにくい理由』があったんでしょうか?

それを亡霊たちのセリフから考えてみます。

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まずは勇者と盟友の関係ですが、盟友に対して勇者は親子と言えるほどの年の差があったようです。

この2人に加え、ワルスタットという賢者の3人で厳しい修業を行った後に大魔王を倒したそうです。

しかし、残念なことに勇者は大魔王を倒す際に死亡してしまいます。

これがゼドラ王国に大変な事態を引きこしました。

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勇者が死亡した怒りを盟友と賢者にぶつけたようです。

信じられない話ですが、盟友が死ぬほど厳しい修業を勇者にさせていたようで・・・これが勇者と盟友不仲説を王族の、特に勇者の母親(王妃)に植え付けてしまったそうです。

結局こうなってしまうと誰かが責任を取らないと収まらなくなってしまい、生き残った盟友と賢者のどちらかが犠牲になる必要がありました。

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この時に盟友が犠牲になったそうですが、犠牲とはつまり死刑になったという事だと思います。

そうでなくては残った賢者ワルスタットが3500年もず~っと亡霊になって後悔し続けるワケないですからね。

そして大魔王に勝ったゼドラ王国は勇者を失い、ものの弾みで盟友を処刑した危ない国になってしまったのです。

戦争直後の興奮状態ならまだしも、ちょっと時間が経って頭がまともになった時、王妃や王族や国民はどう思ったでしょうか?

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想像する事しかできませんが、ゼドラ王国の住民という事自体が恥ずかしくて仕方が無くなったと思います。

つまり罪の意識から逃れるために忌まわしいゼドラ王国と言う名前を捨ててグランゼドーラ王国に改名したという事ですね。

なおアストルティア創世記では『二人目の勇者が建国王になり、現在のグランゼドーラ王国が成立した』とありますが、かなり実際と違うような気がします。

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これはアストルティア創世記の歴史または神話がグランゼドーラ王国の考古学者ロッサム博士による内容を元にしたという設定があるからですね。

絶対に正しい内容が書かれているわけじゃないんです。

そもそも『グランゼドーラの王族が八つ当たりで盟友を殺しました』なんて内容をそのまま残せるわけがないですよね。

この辺りの歴史は抹殺されて都合よく書き換えられたものがグランゼドーラでは伝わっていると考えるのが自然です。

でも、亡霊は当時の記憶を残していますから、口を塞げなかったということなんでしょうね。

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

分かり易く整理できたでしょうか?

今回の記事をまとめていて、いくつか分かったことがあります。

例えば始まりの大魔王は石化の呪いが使えたということ。

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そして、初代勇者(兄勇者)の嫁で初代グランゼドーラ王妃となった巫女は姿を消したグランゼニスの声を伝えることができたそうです。

大事なのは、この巫女がまだ2代目の巫女ということですね。

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グランゼニスが消滅するのがナドラガの反乱の後です。

そして消滅したグランゼニスの声を聴く巫女が、まだ2代目の時に始まりの大魔王が攻めてきているんです。

・・・ということは、ナドラガの反乱後すぐに(数十年後)に始まりの大魔王が攻めてきたという事になるんじゃないでしょうか?

時系列がかなり分かってきたよね!

あと、やっぱりグランゼドーラは負の歴史に対して隠蔽する癖がありますよね。

ドラクエ10はバージョン4辺りから急速に人間の汚い部分をチラつかせる様になりましたが、これはこれで大好物なので『いいぞ、もっとやれ』と言ってやりたいです。