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なぜ万魔の塔はピラミッドになれなかったのか?

こんばんは、イコッサです。

早いもので今年も12月と最終月になりました。

今年は後半になってからあまり記事を書いていなかった気もしますが、書こうと思ってもオチが弱かったり、内容がgdgdになったりで溜めて置いたネタが結構あります。

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2020年も終わりますので、今回から吸う記事に渡って没ネタを晒してスッキリしていこうと思います。

 

なぜ万魔の塔はピラミッドになれなかったのか?

没ネタ1発目はこれです。

バージョン5で実装されて、DQ10黄金期のコンテンツであるピラミッドの後釜だと期待された万魔の塔です。

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しかし、今の現状を見ると万魔の塔を面白いコンテンツと捉えている人は少ないようですね。

むしろ面倒くさい週課と認識されているような気もします。

万魔の塔とピラミッドは何が違ったのでしょうか?

 

自由度がない

時間が掛かろうがボスを倒せばいいピラミッドと違い、万魔の塔には時間制限があります。

そうなると当然ですが万魔の塔に向いているPT構成というのが固定化されてしまいますね。

ピラミッドは前衛前衛バイキ役僧侶で何でもいけたからね

そして万魔の塔は戦い方も固定されています。

多くの冒険者は出てくる大量の雑魚を範囲特技で倒し、特定のウェーブで出るはぐメタを倒し、ボスは手早く処理するという方法をとっているでしょう。

PT構成も固定、戦い方も固定と自由度ほぼ0であることが万魔の塔をただの週課、ただの作業にしてしまっていると思います。

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だったら新しい構成を考えればいいだろ!・・・と思われそうですが、DQ10はテンプレ構成以外は即抹殺される世界なのです。

仮にテンプレ構成以外で行きたければ固定メンツを揃えるところから始めなくてはいけませんが、万魔の塔にそこまで労力を使いたくないな~というのが正直なところですね。

 

雑魚敵が離れていって爽快感に欠ける

万魔の塔は多くの雑魚敵をテンションマックスで一掃することが楽しいコンテンツだと思います。

ですが、それにしては雑魚敵のチョイスが悪いですよね。

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何故か呪文を使う敵が多く、敵のAIは呪文を使う時に一定の距離を取ろうとするのです。

この『敵が冒険者から離れるという行動が雑魚敵をまとめて一掃するという爽快感を薄めてしまっている』ような気がします。

バトルのルールによりPT構成や戦法の自由度が0なのに、アクション面でもやや爽快感に欠けるという状態になってしまいました。

 

サポート仲間の方が強い

個人的に一番の原因はこれではないかと思います。

確かに万魔の塔には上で書いたような不満がありますが、覚えていないだけでピラミッドにもそれ相応の不満はあったでしょう。

でも今になるとピラミッドに対する不満って思い出せないんですよね。

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それは当時のピラミッド(特に8の霊廟)が難しくて、人間4人で行っていたことが大きい要因になります。

どんなコンテンツでも4人でワイワイやれれば楽しいのです。

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なぜこれが万魔の塔だと同じ事が言えないのか・・・それはサポート仲間が強すぎるからなんですね。

バージョン2のピラミッドの頃に比べ、バージョン5のサポート仲間はものすごく強くなりました。

その強さを支えているのが『行動間隔短縮(ピオリムとは別枠)』です。

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サポート仲間はたとえ同じ素早さでも行動間隔にマイナスの補正が加えられており、普通に行動する分には人間よりも遅くなってしまいます。

しかしここ数年でコマンド間隔を短縮する手段が増えてきております。

こうしてサポート仲間の行動間隔が人間に近づいてくると、人間の優位性が限られてきますね。

逆にサポート仲間は特技とターゲットを選ぶ時間が丸々必要ないため、行動間隔が人間と同じくらいだと人間よりも優れた動きをできることがあります。

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万魔の塔のような人間しか上手く使えないテクニックが不要なコンテンツではサポート仲間の長所が光ります。

こうして万魔の塔はサポート仲間での攻略が容易なコンテンツになり、サポート仲間での攻略が可能なコンテンツでわざわざ人に声をかけたりはしなくなってしまうんですね。

自分バトマス、サポ踊り2、デスマスが有名

確かに人間4人の方が楽しいと言っても、時間を選ばずに遊べるサポート仲間の方が結局は楽・・・という事になってしまうんです。

 

まとめ

というワケで、万魔の塔がピラミッドになれなかった理由をまとめます。

  • ルールが多いためPT構成と戦い方が固定化されて飽きやすい
  • 敵のチョイスが悪く爽快感に欠けるバトル
  • サポート仲間が強すぎて1人で行くコンテンツになった

私としては3つ目の理由が大きいかな~と思います。

サポート仲間が強すぎるという問題はかなり根が深く、万魔の塔だけに留まらないでしょう。

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難易度の低いコンテンツほど、単純な動きしかできない代わりにコマンド選択が速いというサポート仲間に向いています。

そして難易度の低いコンテンツは何かというと・・・エンドコンテンツ以外の全てのコンテンツということになってしまうんですね。

DQ10はエンドコンテンツ以外のコンテンツは難易度が低い

強制的に人間同士で組まされる防衛軍や、持ち寄りが常識のコインボスのような『特殊ルール以外のバトルではサポート仲間>人間』という日も近いかもしれません。

あいつよりサポート仲間の方が優秀・・・とか、サポート仲間なら勝てるのにフレと組むと負ける・・・みたいな世界にはなってほしくないですね。