あなたをこえたくて

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あなたを超えたくて頑張るドワーフ

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アストルティア歴史年表

この記事はアストルティアの歴史を年表順にまとめています。

1記事にまとめたかったのですが、アストルティアの歴史は長すぎるので以下の公式資料を参考に4つの時代に分けて書いてあります。

DQ9の時代神話時代古代時代近代の4つです。

DQ9の時代と近代については分類のために私が勝手に命名しました。

各時代の簡単な説明がありますが、詳しい歴史年表の書かれたページへのリンクがありますので詳しく知りたい人は下のリンク先をどうぞ。

DQ9の時代

女神ルティアナが別の惑星(あるいは別世界)であるとこしえの揺り籠を旅立ち、アストルティアを作る前の時代です。

神話時代

女神ルティアナがアストルティアを創生してから神々が姿を消し、勇者vs大魔王の構図が誕生するまの時代になります。

◎古代時代

非常に起きた出来事が少ないですが、後に世界を1回滅ぼす災厄の王が出現した時代になります。

近代

2度目の災厄の王の出現により世界が1度滅亡してからDQ10のオープニングまでの時代です。

あまりにも長いので、区切りのいいところで3分割(前中後)しています。

内訳は前期=エテーネ王国滅亡まで中期=偽りの太陽の出現まで後期=本編開始までとなっています。

DQ10、パラレルワールド説

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こんばんは、イコッサです。

前記事のコメントで『ジェニャのクエストの受注条件にキュロノスを倒して未来を変えるというものが無い』・・・というものをいただきました。

確かに!!

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未来から来たジェニャは石化したズーボーを助けるため頑張っていました。

しかしバージョン4.5でキュロノスを倒し滅びの世界を変えるまで、未来に時渡りをしても行きつく先は滅びの未来に固定されています。

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ではジェニャのクエストの受注条件に『バージョン4をクリア』というものを含めていないのは何故か?

平和な世界が訪れない限り、大人のジェニャがいる世界なんて無さそうなものですが・・・。

ゴフェル計画で作られた宇宙船アルウェーンにジェニャが乗り込んだ可能性もありそうですが、石化したズーボーを持ち込めたのかは謎が残ります。

というか、どれがズーボーの石なんだろう…?愛で見分けてるのかな

これは深く考えると楽しそうだな~という事で、今回はドラクエ10の世界がどういう構造になっているか考えます。

 

ドラゴンボールか、バックトゥーザフューチャー

時間移動をテーマに扱った作品として、漫画のドラゴンボールと映画のバックトゥーザフューチャーがあります。

そしてこの2つの作品ではタイムパラドックスの解釈が異なっていますね。

過去にもこの事は触れていますが、もう一度書いてみます。

ドラゴンボールの世界観はパラレルワールドが存在します。

未来から来たトランクスが心臓病で死ぬゴクウを救っても、トランクスの未来でゴクウが復活することは無いのです。

この時点でゴクウが生きる世界と死んだ世界の、2つの世界がパラレルとして同時にあるという世界観なんですね。

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なので未来の真面目で使命感が強いトランクスと、現代の生意気で甘えん坊なドランクスのように、同一人物でもパラレルワールドの発生地点から生き方が違ってくれため、全然違う人に成長してしまいます。

ではバックトゥーザフューチャーはどういう世界観でしょうか?

というかみんな、バックトゥーザフューチャー知ってる?

車で過去に行くやつですよー!

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この映画の主人公のマーティは過去にタイムワープし、偶然にも母親と父親のファーストコンタクトを邪魔してしまいます。

するとマーティの手が透けはじめ、持っていた家族の写真も消え始めました。

これは過去に行った事のせいで両親が結婚しなくなり、未来の自分が生まれなくなりかけているということです。

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まだマーティの行動次第で両親が結婚する可能性が残されていましたが、過去と未来は完全に切り離せないものだという事がわかりますね。

バックトゥーザフューチャーの世界観では、世界はたった1つでありパラレルワールドが存在しないということです。

 

DQ10はどっちの世界観か?

恐らくはドラゴンボールパラレルワールドを採用しています。

別に制作に鳥山明先生が関わっているから・・・というワケではありませんよ!

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パラレルワールドを許容しないと成り立たない話があるのです。

例えば今回のジェニャの話です。

未来のジェニャ(次から紛らわしいので黄金のパラディンと書きます)はズーボーを救うためにパラディンになり、ストロスの杖を探し、現代へ時渡りしてきました。

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そして最後にはズーボーの石化を解除しましたね!

しかし、石化が解除されたズーボーの世界のジェニャはパラディンにはなるでしょうが、ストロスの杖は探しませんし、時渡りはしません。

そうなるとズーボーを救いに来る黄金のパラディンが存在しなくなりますね。ここで矛盾が生まれてしまいます。

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黄金のパラディンがいなければズーボーが救われず、ズーボーが救われると今度は黄金のパラディンが存在する世界には繋がりません。

この矛盾を解決するのがパラレルワールドです。

つまりトランクスと同様に、ズーボーが救われた世界がある一方で、黄金のパラディンが元々いた未来では相変わらずズーボーが救われないままになっています。

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ジェニャ以外にも以下のようなパラレルワールドがあると思います。

エルジュの子孫のフルッカに破邪船が継承された世界とされていない世界。

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増殖獣バイロゴーグにアストルティアが滅ぼされて宇宙船アルウェーンで脱出した世界、増殖獣バイロゴーグやキュロノスを倒して宇宙船アルウェーンが観光船になっている世界。

これらの世界は全てが同時に存在していないとタイムパラドックスを起こしてしまうのです。

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もう1つ例えを挙げると、キュロノスを倒した平和な世界のプクラスも宇宙船の開発に携わるかもしれません。

しかし、永世管理人になって冷凍睡眠に入るようなことはありませんし、6000年前にタイムワープする事も無いので、管理タブレットを主人公に託しません。

すると増殖獣バイロゴーグを撃破できずアストルティアは滅んでしまいます。

未来が平和になるとキュロノスに勝てない、キュロノスに勝つと未来が平和になる

これら全ての世界がパラレルワールドとして同時に存在していなければ、こういう矛盾を説明できません。

 

時渡りの術の法則性

時渡りの術をザックリ分類すると『過去に行く』か『未来に行く』かに分けられます。

過去に行くの時は非常にわかりやすいです。

過去は既に決まっているので、変化することはありません。

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しかし未来はどうでしょう?

バージョン4をクリアした後、1000年後の宇宙船アルウェーンに行くと、そこは観光宇宙船に変わっていました。

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これは未来が変化したというより、新たなパラレルワールドが誕生し、そっちの世界にに時渡りをしたと考えます。

時渡りの術で行く未来とは『数あるパラレルワールドの中で、最も実現する可能性が高い未来世界』だと思います。

キュロノスを倒すまでは何度時渡りしても、ゴフェル計画のアルウェーンにしか行けませんでしたね。

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あの時点ではアストルティアが滅びる可能性の方が高く、そっちの世界に時渡りをしていた事です。

さて、この説だと恐ろしいことがありますね。

それは歴史改編を行って世界を救ったように見えていますが、救われない世界もそのまま存続していくという事です。

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例えばアストルティアが滅びた世界のアルウェーンは私達の世界からは続きません。

ですが、滅びた世界のアルウェーンの視点に立つと、やはりアストルティアは滅びており、新天地を探して旅を続けています。

これもやはり未来トランクスの世界と、子供トランクスの世界が同時に存在しているのと同じ理屈です。

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子供トランクスの世界はどうやっても未来トランクスの世界には繋がりません。

しかし、既に未来トランクスの世界が存在している以上、Z戦士が人造人間に皆殺しにされた世界も消えることは無いのです。

 

自分のワールドに戻れないケースがある

黄金のパラディンのように、自分の存在すら消えてしまうような過去の改変を行っても、パラレルワールドなら存在が消えることはありません。

ですが、仮に黄金のパラディンが現在のズーボーを救った後に元の世界に戻ろうとしたとして、果たして戻れるでしょうか?

私は戻れないと思う

時渡りの術で『パラレルワールドの中で、最も実現する可能性が高い未来世界』に移動した場合、その世界は黄金のパラディンが元々いた世界ではありません。

ズーボーが復活して数年たった世界になります。

元々自分がいた世界に戻れないなんて、おかしいじゃないか!・・・と思われそうですが、元々自分がいた世界がどこかなんて関係ないのです。

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歴史改編の影響で黄金のパラディンが元々いた世界と、ズーボーが復活した現代が地続きではなくなり、黄金のパラディンは二度と自分のいた世界に戻れないのです。

クロノクロスアナザーワールドのような世界を想像してほしい

他の例で説明すると、アルウェーンでも同様の事が起こります。

滅びたアストルティアの世界はパラレルワールドとして存在していますし、存在しなければいけません。

ですが、バージョン4クリア後だとその世界にはつながらないため、エテーネルキューブを使っても行くことはできないのです。

 

キュロノスの特殊性

ドラクエ10には多くのパラレルワールドが存在します。

しかし、時間を移動しても『実現する可能性が最も高い未来世界』に移動するだけなので、既に実現する可能性が無い世界とはコンタクトを取れません。

ですがキュロノスだけは様々なパラレルワールドの中から、自分に都合のいい人物を呼び出してエックス君とパドレの足止めをしました。

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このマメ知識だけでも様々なパラレルワールドが存在している証明にもなりそうですね。

 

良い事もある

未来への時渡りをした場合『最も実現する可能性が高い未来世界』に行くとするならば、アストルティの未来は明るいです。

なぜなら観光宇宙船アルウェーンに時渡りできるからですね。

バージョン5で大事件が起きて、アストルティアが滅びる・・・という未来になる可能性が現状でかなり低いということです。

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大魔瘴期も何やかんやあって、乗り切れる可能性が高いということですね。

ゲームをしている側の危機感が薄れるので、未来の世界に時渡りをするシナリオはやめておいた方が良かったんじゃないかな~と私は思っています。

 

結局ジェニャはどの未来から来たのか

黄金のパラディンが元々いた世界はどのような世界か?

実はどんな世界でもあまり問題ありません。

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例えばキュロノスを倒した世界じゃなくても、ナドラガ神が復活しなかった世界でも、世界が滅びてアルウェーンで脱出した世界でもいいのです。

パラディンのクエストをクリアした後、ジェニャが死亡せず大人になれる世界が無数のパラレルワールドの中には存在するハズですね。

大事なのは未来は複数あっても、過去は1つしかないということです。

未来は決まってないけど、過去は既に通ってきた道なので確定している

どのような未来世界の黄金のパラディンであっても、過去に時渡りした場合はパラレルワールドで分岐する前の世界に戻れます。

世界がキュロノスにより滅亡するから大人のジェニャがいる世界は無い・・・のではなく、無数のパラレルワールドの中の大人のジェニャが過去に戻ってきた、というのが正しい表現なんだと思います。

だからこそジェニャのキャラクターズファイルの受注条件は『パラディンのクエストをクリアしている』という緩い条件だったんですね。

 

追記

よく考えたら、異なる世界の『時の王者』8人を集めて災厄の王と戦っている時点で、パラレルワールドは存在している気がしますね。

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どうして一番説明がつきやすい例を忘れていたんだろう・・・。

続、ジェニャを過去に送ったのは誰だったのか?

こんばんはイコッサです。

前回の記事ではだいたい10年後くらいの未来のジェニャを誰が現在に時渡りさせたのか?・・・という事を考察しました。

そこではマローネがジェニャに時渡りの術を掛けた可能性が一番高いと結論付けました。

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理由として、10年後の未来に時渡りの術を使えて、エテーネ人でない人間に時渡りの術を掛けた時のリスクを詳しく知らない人間がマローネ以外いないからです。

・・・が。

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すまん、ありゃあ嘘だった。

マローネママは時渡りの呪いについてバッチリ知っていました。どのような呪いが掛かるかはわからないみたいですが、危険性はわかっているようです。

ちなみにこの情報はツイッターでいただきました!嬉しいやら恥ずかしいやら(っ'ω'c)・・・。

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マローネが知っているという事は当然パドレも知っているでしょう。

下手をすると時渡りを使えないエテーネ王国の国民でも知識としては全員が知っているのかもしれません。

そうなるとジェニャに時渡りを掛けるのを躊躇するハズなので、前回の記事で消去法的にマローネとパドレの可能性が高いとした根拠が薄くなってきますね。

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さて考え直すぞー!

 

該当者がいない

逆のアプローチとしてジェニャを過去に送った人物の理想の人物像を書き出してみます。

  • 本編から約10年後に時渡りの力を持っている人物
  • 時渡りの呪いについて知らない人物
  • ジェニャとそれほど親しくない人物

こんなところですね。

準に説明すると、本編から10年後に時渡りを使える人物は現在三人しかいません。

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そして時渡りの呪いについては3人とも知っています。

こうなると、ジェニャが何度も頼み込んだという話に辻褄が合ってきます。

時渡りの呪いを受けるからやめなさいと言われても、あきらめずに何度も頼み込んだからこういう表現になっているんですね。

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ここで仮にジェニャに時渡りを掛けたのがエックス君だとすると矛盾が出てきます。

恐らく世界で一番お人好しのエックス君なら、ジェニャの代わりに自分がストロスの杖を借りてズーボーを助けに過去に行きそうですよね。

ジェニャの代わりにエックス君が行けば時渡りの呪いはかからない

逆にそうならなかったという事は、ジェニャが頼んだ相手はそこまで彼女と親しい間柄ではない可能性が高いです。

すると、やはりエックス君が除外されることになりそうですね。

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じゃあ、パドレやマローネなら説得できるかというと、難しい気がします。

何せジェニャが大人になるまでの時間があるので、エックス君と家族が話す時間はたっぷりあります。

エックス君の兄弟姉妹が時渡りの呪いによって不老になり、時をさまよい続けている事を聞いていそうですね。

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パドレかマローネを時間をかけて説得した可能性はありますが、何度も頼み込んでいればエックス君の耳に入りそうですね。

そうなるとやはりパドレやマローネも違う気がします。

ジェニャやエックス君と交友関係が無く、時渡りが使えるエテーネ人というのが作中で登場していないんですね。

 

時渡りはエテーネ人にとってどういう扱いだったのか

せっかくの機会ですので、エテーネ王国における時渡りとはどんなものだったのかを考えてみましょう。

歴史上で時渡りを自由に使える(制御できる)人物は存在していませんでした。

例えばキュレクスから時見の力を奪った15代国王ギリウスですが、彼が時渡りをできていればこんなことをする必要はありません。

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時見をしなくても100年後くらいに時渡りして、そこで見聞きした歴史を元に国家経営をすれば同じ効果が得られます。

そういう事をせずに700年の間ずっと時見をし続けたという事は、時渡りを制御できる王族や、部下が一人として現れなかったという事です。

例としてパドレを挙げてみます。

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メタ発言ばかりのホワイトデーイベントで最高の時渡りの使い手と紹介された以上、それは公式的にも彼が最高の時渡りの使い手だと認めていることになります。

エックス君だけはそれを超える可能性がありますが、それは流石に資質や将来性も含めてのことだと思いますね。

話をパドレに戻すと、実はパドレですら時渡りを制御できていませんでした。

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豆知識によると時見の箱(キュロノス)の助力によって時渡りを制御で来ていたようです。

最強の時渡りの使い手ですら制御不能なのですから、それはもう全てのエテーネ人が制御できないと考えるのが自然です。

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時渡りを制御するには『エテーネルキューブ』の他に『リストレット』や『キュルル』や『キュロノス』などの特別なアイテムや協力者が必要です。

しかし10年後の未来では失われてしまっており、誰もが制御できません。

ここで不思議なのは誰一人制御できない時渡りをエテーネ王国はどうやって研究したかですね。

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あれだけ時見に執着していたエテーネ王家ですから、実験や研究のために過去に何人かは時渡りを使ったと思います。

しかし、制御できない時渡りでは行きつく先の時間や座標もバラバラです。

運が悪ければいきなり宇宙空間に放り出されたり、海底1万メートルにワープして即死・・・という事もあり得ます。

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そういう事態を運よく免れて安全な場所に時渡りでき、なおかつ奇跡的にエテーネ王国に戻ってきた人物がいたのでしょう。

本当に奇跡みたいな可能性だけどね

そして研究を続けるうちに『時渡りは制御不可能』という結論に至ったのだと思います。

エテーネ人以外が時渡りをしたら恐ろしい呪いが降りかかるというのも、この時に発見されたはずですね。

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ではエテーネ王国にどれだけの数の時渡りの使い手がいたか考えてみます。

時渡りは初代エテーネ王レトリウスの血が濃ければ濃いほど強いのですが、エテーネ王もドミネウスで59代目になります。

傾向的には王家や身分が高い人が時渡りのチカラも強いとは思いますが、平民の中に高い資質がある者がいても不思議ではありません。

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実際にドミネウスはヘルゲゴーグに時渡りの力を集めさせていましたね。ヘルゲゴーグに狙われた人物は比較的素質のある者だったという事になります。

しかし、生半可な資質では時渡りを使う事はできないようです。

バージョン4.5ではエテーネ王国に隕石が落下する寸前の事態が起きました。

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この時、もし時渡りが使えたら『どうせ何もしなくても死ぬなら、制御できない時渡りにかけて生き延びようとする』みたいな行動に出ると思います。

ですがそういった行動をした民衆は一人としていません。

結局のところ、エテーネ人は時渡りを研究し理解していても、使う人物も限られ、その限られた人物でさえ使いこなす資質は無かったということになります。

 

新たなエテーネ人説は薄い

なぜ時渡りの力を考えていたかというと、エックス君、パドレ、マローネの家族以外にジェニャに時渡りを使ったエテーネ人がいる可能性を追いたかったからです。

5000年前のエテーネ王国が丸ごと現代に来たわけですから、ゲームに登場していないエテーネ人だって時渡りを使える可能性は十分ありました。

ですが、隕石落下時の様子を考えるとやはりエテーネ王族や、王族に近い一族以外は使えない気がしますね。

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恐らくは王族に近い身分のマローネですらエックス君が時を渡った痕跡を追うという形でしが時渡りができないようです。

しかも1人しか術の対象にできない上に、連続での使用もできなさそうです。

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マローネがこれですから、平民の中で奇跡的に時渡りが使える人物がいる・・・という線はちょっと厳しい感じです。

 

結局だれがジェニャを過去に送ったのか

前回、得意げにマローネと言いましたが、今回はあえて言います。

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犯人はこの中に・・・いない!!

ごめーん!

改めて考えると、全然わっかりーませーん。

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投げやりで終わる!!

ジェニャを過去に送ったのは誰だったのか?

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こんばんは、イコッサです。

相変わらず今更感があるのですが、今までずっと気になっていた『誰が未来のジェニャを過去に送ったのか』について書いていこうと思います。

なお、この記事にはキャラクターズファイルやバージョン4のネタバレが含まれるので、まだやっていない人は注意してください。

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簡単な条件の確認

今は子供のジェニャですが、大人になった未来の彼女を『誰か』が現在に時渡りさせました。

目的は石になってしまったズーボーの復活です。

特に何年後という情報はないですが、子供が大人になるくらいには月日がたっているので、アバウトに10年後としましょうか。

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 ここでハッキリと誰と言わないのがイイですね。

妄想の余地が残されています。

犯人はこの中にいる!

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一度これを言ってみたかった。

 

まず外れるのはベルマとメレアーデ

犯人じゃなさそうな人から除外していきます。

真っ先に外すのがベルマですね。

確かにドミネウス王の実の娘なんですが、時渡りの力の持っている様子はありません。

時渡りの力に反応するヘルゲゴーグも無反応

ベルマとその母親はキュロノスがドミネウスを傀儡にするために利用しただけの存在であり、それ以上の利用価値がありません。

時渡りの力が継承されやすいとか、そういう事はいっさい度外視で、時の指針書に妄信的か否かという点だけで選ばれたのです。

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そうなると、元々が時渡りの力の弱いドミネウスと、時渡りの力がない(もしくは弱い)女性との間のに生まれたベルマは時渡りの力が弱いという事になりますね。

その次に外れるのがメレアーデです。

彼女の時渡りの力は5000年間前の大エテーネ島を丸ごと現代へ時渡りさせたときに尽き果ててしまいました。

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その後のエピローグで白くなった髪の色が元に戻り、一見時渡りの力が戻ったような描写がありました。

しかし、メレアーデの『時渡りの力が無くなった』というセリフに変化はありませんので、戻ったのは髪の色だけという事になりそうです。

バージョン4はエテーネ人が時見に頼り切って一度は世界を滅亡させてしまったという話なので、ここで時渡りの力を取り戻したら『バージョン4には何の意味があったのか?』という話になってしまいます。

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では、時渡りが使えた頃のメレアーデが未来に行き、大人のジェニャを現代に送るという可能性はあるでしょうか?

結論を言うと、これもあり得ません。

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メレアーデが時渡りの力を使い切り、エテーネ王国を現代に送り、王都にある永久時環を使ってアストルティアを再生させるという過程が合って、ようやく未来の世界が存在するのです。

逆に言うと、メレアーデに時渡りの力が残っている状態の未来は滅びの未来で確定してしまっています。

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滅んだ未来ではもはやズーボーを復活させるどころではありません。

ジェニャだって運が良くても宇宙船アルウェーンに乗れていますが、運が悪ければヘルゲゴーグの襲撃で死亡しています。

こんな感じで、ベルマとメレアーデは真っ先に候補から外れますね。

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エックス君ではないの可能性が高い

ジェニャのセリフをもう一度見直すと『時渡りというチカラを持った人に何度も頼んだ』と言っていますね。

もしこの相手がエックス君ならこんな言い方するでしょうか?

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『未来の出来事を隠す』マンガの代表例はドラゴンボールです。

未来から来たトランクスは自分がベジータとブルマの子供であることを隠し、絶対にその2人には知られないようにしました。

これは素直ではないベジータとブルマの性格上、この未来を知ってしまうと返って反発し、トランクスが生まれなくなってしまう可能性があるからです。

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では、ジェニャが現代のエックス君に『未来のエックス君に頼んで過去に送ってもらった』と伝えるのはマズいのでしょうか?

特に問題ない気がしますよね。

むしろ、今のうちに『未来のあんたに頼んで過去に送ってもらったんや』とか言っておけば、後々の展開がスムーズに行きそうです。

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メタ的なことを言ってしまうと、このジェニャのクエストが受けられるのはバージョン4よりだいぶ前なので、時渡りについて情報を出せないというのがあるかもしれません。

ネルゲルと戦う段階で時渡りとか言われても困りますからね。

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さぁ残ったのは2人です。

 

残ったパドレ、マローネ夫婦

結局、パドレかマローネのどちらかだと思います。

エックス君はエテーネ人以外が時渡りを受けると、どれだけ危険なことになるかを知っていますが、恐らくこの2人は知りません。

エックス君は呪いを知っているからこそジェニャには時渡りを使わないと思われる

ストーリーの中でマローネがエテーネ人ではないファラスに時渡りの術を掛けました。

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幸いにもファラスは時渡りの呪いに掛かることなく、一時的な記憶喪失で済みました。

これはファラスの家系が代々エテーネ王家に仕える従者の家系であり、長い歴史の中で徐々にエテーネ人となっていったためだと思います。

そもそも代々エテーネ王家に仕えているのにエテーネ人じゃないって無理があります。

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なにせドミネウスが59代目のエテーネ王なので、エテーネ王国には王家の血を多少引いている人間だらけだったはずです。

その中で代々王家に仕えていたファラスの一族にエテーネ王家の血が全く混じっていないってあり得るんでしょうか?

むしろ多少はエテーネ王家の血が混じっていて、時渡りの力を僅かに持っているから記憶喪失で済んだと考えるのが自然な気がします。

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・・・というのは神の視点の話であり、マローネの視点では『エテーネ人ではないファラスに時渡りを掛けた』ことになります。

優しいマローネの性格上、エテーネ人以外が時渡りを受けると『死ねない体になって時間をさまよい続ける呪いを受ける』なんて知っていればファラスに時渡りの術は使わないはずです。

『産後間もない&最近まで寝たきりだった』というコンディションでも無理をして自分自身でエックス君の後を追ったでしょう。

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つまりマローネはエテーネ人以外が時渡りをすると危険な呪いを受けることを知らないワケです。

ジェニャに時渡りを掛ける可能性があるのは、この呪いの危険性を知らない人間に絞られると思いますので、マローネはかなり可能性が高そうですね。

ではパドレはどうでしょうか?

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第二王子ということもあり、マローネよりは時渡りについて詳しそうですね。

時の牢獄に閉じ込められていますが、さすがに10年後の未来の話ではエックス君が頑張って脱出しているとは思うのです。

とは言え、パドレが味方になると、エックス君と2人のコンビでだいたいの問題が解決しちゃいそうですから、彼の時渡りの力は時の牢獄を脱出するときに消失する展開があるかもしれません。

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そういうワケで、消去法的に未来のジェニャを過去に送った犯人はマローネとなりました!!

パドレの場合は時の牢獄から脱出するというワンクッションが必要なので、現時点ではやはりマローネの可能性が高そうですね。

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時渡りの犯人はマローネ!

真実はいつも1つ(か2つ)!!アバ様の名に懸けて!!

魔法戦士にあこがれて

こんばんは、イコッサです!

今日は聖守護者シリーズ第3段のジェルザークから急に注目を浴びだした魔法戦士の話をしていきます。

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以前からメイヴや防衛軍の高速周回で活躍していた魔法戦士ですが、ジェルザークで壁としてパラディンに並び立ちました。

そして、ガルドドンで死ぬことが仕事の壁(ゾンビ壁)として花開きましたね。

運営はガルトドンをパラディン構成でデザインしました。

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そのため即死ダメージの2連続攻撃ばかりになっており、パラディンしか受けきれないと思っていたわけなんですね。

しかし、どんな強力な攻撃を受けても、死んで生き返ってしまえばチャラという逆転の発想が生まれました。

その中でも最も注目されたのが魔法戦士デスマスターですね。ほんとうにうらやましーです!!

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残念ながら私は僧侶と旅芸人系統の装備しか持っていませんので、魔法戦士はできません。

でも、壁役をしたい・・・。

魔法戦士できないけど壁したい!!

そういうチャレンジをこの記事ではしてみたいと思います。

 

魔法戦士の長所

魔法戦士の代わりに壁をしたいということで、まずは魔法戦士の長所を挙げてみます。細かいものは目をつぶるとして、以下の2つになりました。

  • FBによるダメージアップ
  • MPパサーや必殺技によるMP回復

魔法戦士以外の職でこの役目を果たさなくてはいけません。

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ですが『FBによるダメージアップ』はあまり問題になりません。

例えばバトルマスターが壁役をやるとして、天下無双の削りダメージがFBによるダメージアップを上回っていれば問題ないはずです。

フォローが難しい『MP回復』ですが、まずはMP回復の手段を簡単にまとめてみました。

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魔法戦士のMPパサーとマジックルーレットが圧倒的に高性能ですが、スピリットゾーンも1ターンで回復できる量としては優秀です。

しかし、2つの問題があります。

1つはスティックを持ってダメージを出せる職業が限られている事です。魔法戦士の代役を務める以上、ある程度ダメージを稼がないとPTの負担になってしまいます。

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スティック片手にダメージを出せるのは現状『天地雷鳴士』と『踊り子』だけだと思います。

この2つの職は結構面白いですね!

天地は幻魔を呼んでPTを安定させられますし、踊り子は各種ステップで属性ダウンを狙えそうです。

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しかしマジックアローが使えないので、ジェルザーク戦の壁は厳しそうですね。魔法戦士が壁をする場合、魔法使いや賢者とセットなのでマジックアローは撃ちたいところです。

もう一つの問題はガルドドンで顕著ですが、とにかく壁もデスマスターも賢者も死にまくります。

そうなるとMPの『継続回復』という点が弱点になってしまいますね。

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スピリットゾーンは120秒かけてMPを240回復する特技なので、特技を発動してすぐ死んでしまうとMPがほとんど回復しません。

これは節制のタロットや妖精たちのポルカも同様の弱点を抱えています。

壁も後衛も死なない事を前提としているジェルザークなら通じそうですが、ガルドドンには通用しない気がしますね。

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MPパサーのような即時発動で大量MPという特技がない以上、魔法戦士の代役を務めるのは難しいという結論に達してしまいました。

 

それでもガルドドンで壁がしたい

ジェルザークはマジックアローが使えて、ケルベロスロンドでリミットボルケーノの阻止にも貢献出来て、妖精たちのポルカでMPを回復できるレンジャーが壁役になれそうです。

必殺技である妖精たちのポルカですが、この必殺はチャージ率が高く、1回の戦闘で数回は発動チャンスがあるでしょう。

しかし、ガルドトンを相手にした場合、レンジャーは壁に適さない気がします。

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とにかくPT全員死んで死んで死にまくる戦いになります。

  • 必殺チャージをしない
  • 必殺チャージをしても発動する前に死ぬ
  • 必殺を使っても、効果中に死ぬ

こんな感じでMP回復を担当できません。

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こうなるとMP回復を必殺に頼るわけにはいきませんね。同様にスピリットゾーンのように潰されたら長いCTを待たなくてはいけない技も頼れません。

残ったのは占い師の節制のタロットだけになります。

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節制のタロットは30秒間継続的にMPを回復しますが、その量はたったの50。

これだけ聞くと頼りなさそうですが、運に頼る必殺技や、長いCT時間を要するスピリットゾーンに比べて、とにかくたくさん使えるというメリットがあります。

ガルドドンがこちらをバンバン殺してきても、負けじとバンバン節制のタロットを使いまくるという戦い方ができるかもしれません。

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そして偶然にもガルドドンは闇属性が通るので占い師とは好相性です。

反対ににジェルザークは炎と氷以外はほぼ効かないので、占い師は壁ができません。そこはレンジャーの出番です。

 

いや素直に魔法戦士やれよ

この記事を読んていてそう思われる人もいるでしょう。

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確かに最強のガルドドン3でこんなことを言ってたら怒られるかもしれません。

でも最弱のガルドドン1くらいは好きな職で戦いたいし、そうあるべきだと思います。

DQ10のコンテンツをエンドコンテンツと中間コンテンツに分けた場合、明らかに中間コンテンツにボリュームがありません。

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正確に言うとボリュームが無いというよりも、一気に難易度が落ちてPTを組むまでもないものになってしまいます。

邪神とか防衛軍がそうですね。

高速周回とかやるなら話は別なんだろうけど・・・

そんな感じで、PTプレイは必要な難易度だけど、気持ちよく勝てるというコンテンツって少ないんですね。

その結果、エンドコンテンツの中の最弱レベル(例えばガルドドン1)がそういう需要を満たすものになっている気がします。

わがままを言ってる自覚はありますが、当時のダークドレアムやピラミッド789や、今の万魔の塔みたいなのがいっぱいほしいですね。