こんばんは、イコッサです。
相変わらず今更感があるのですが、今までずっと気になっていた『誰が未来のジェニャを過去に送ったのか』について書いていこうと思います。
なお、この記事にはキャラクターズファイルやバージョン4のネタバレが含まれるので、まだやっていない人は注意してください。
簡単な条件の確認
今は子供のジェニャですが、大人になった未来の彼女を『誰か』が現在に時渡りさせました。
目的は石になってしまったズーボーの復活です。
特に何年後という情報はないですが、子供が大人になるくらいには月日がたっているので、アバウトに10年後としましょうか。
ここでハッキリと誰と言わないのがイイですね。
妄想の余地が残されています。
犯人はこの中にいる!
一度これを言ってみたかった。
まず外れるのはベルマとメレアーデ
犯人じゃなさそうな人から除外していきます。
真っ先に外すのがベルマですね。
確かにドミネウス王の実の娘なんですが、時渡りの力の持っている様子はありません。
時渡りの力に反応するヘルゲゴーグも無反応
ベルマとその母親はキュロノスがドミネウスを傀儡にするために利用しただけの存在であり、それ以上の利用価値がありません。
時渡りの力が継承されやすいとか、そういう事はいっさい度外視で、時の指針書に妄信的か否かという点だけで選ばれたのです。
そうなると、元々が時渡りの力の弱いドミネウスと、時渡りの力がない(もしくは弱い)女性との間のに生まれたベルマは時渡りの力が弱いという事になりますね。
その次に外れるのがメレアーデです。
彼女の時渡りの力は5000年間前の大エテーネ島を丸ごと現代へ時渡りさせたときに尽き果ててしまいました。
その後のエピローグで白くなった髪の色が元に戻り、一見時渡りの力が戻ったような描写がありました。
しかし、メレアーデの『時渡りの力が無くなった』というセリフに変化はありませんので、戻ったのは髪の色だけという事になりそうです。
バージョン4はエテーネ人が時見に頼り切って一度は世界を滅亡させてしまったという話なので、ここで時渡りの力を取り戻したら『バージョン4には何の意味があったのか?』という話になってしまいます。
では、時渡りが使えた頃のメレアーデが未来に行き、大人のジェニャを現代に送るという可能性はあるでしょうか?
結論を言うと、これもあり得ません。
メレアーデが時渡りの力を使い切り、エテーネ王国を現代に送り、王都にある永久時環を使ってアストルティアを再生させるという過程が合って、ようやく未来の世界が存在するのです。
逆に言うと、メレアーデに時渡りの力が残っている状態の未来は滅びの未来で確定してしまっています。
滅んだ未来ではもはやズーボーを復活させるどころではありません。
ジェニャだって運が良くても宇宙船アルウェーンに乗れていますが、運が悪ければヘルゲゴーグの襲撃で死亡しています。
こんな感じで、ベルマとメレアーデは真っ先に候補から外れますね。
エックス君ではないの可能性が高い
ジェニャのセリフをもう一度見直すと『時渡りというチカラを持った人に何度も頼んだ』と言っていますね。
もしこの相手がエックス君ならこんな言い方するでしょうか?
『未来の出来事を隠す』マンガの代表例はドラゴンボールです。
未来から来たトランクスは自分がベジータとブルマの子供であることを隠し、絶対にその2人には知られないようにしました。
これは素直ではないベジータとブルマの性格上、この未来を知ってしまうと返って反発し、トランクスが生まれなくなってしまう可能性があるからです。
では、ジェニャが現代のエックス君に『未来のエックス君に頼んで過去に送ってもらった』と伝えるのはマズいのでしょうか?
特に問題ない気がしますよね。
むしろ、今のうちに『未来のあんたに頼んで過去に送ってもらったんや』とか言っておけば、後々の展開がスムーズに行きそうです。
メタ的なことを言ってしまうと、このジェニャのクエストが受けられるのはバージョン4よりだいぶ前なので、時渡りについて情報を出せないというのがあるかもしれません。
ネルゲルと戦う段階で時渡りとか言われても困りますからね。
さぁ残ったのは2人です。
残ったパドレ、マローネ夫婦
結局、パドレかマローネのどちらかだと思います。
エックス君はエテーネ人以外が時渡りを受けると、どれだけ危険なことになるかを知っていますが、恐らくこの2人は知りません。
エックス君は呪いを知っているからこそジェニャには時渡りを使わないと思われる
ストーリーの中でマローネがエテーネ人ではないファラスに時渡りの術を掛けました。
幸いにもファラスは時渡りの呪いに掛かることなく、一時的な記憶喪失で済みました。
これはファラスの家系が代々エテーネ王家に仕える従者の家系であり、長い歴史の中で徐々にエテーネ人となっていったためだと思います。
そもそも代々エテーネ王家に仕えているのにエテーネ人じゃないって無理があります。
なにせドミネウスが59代目のエテーネ王なので、エテーネ王国には王家の血を多少引いている人間だらけだったはずです。
その中で代々王家に仕えていたファラスの一族にエテーネ王家の血が全く混じっていないってあり得るんでしょうか?
むしろ多少はエテーネ王家の血が混じっていて、時渡りの力を僅かに持っているから記憶喪失で済んだと考えるのが自然な気がします。
・・・というのは神の視点の話であり、マローネの視点では『エテーネ人ではないファラスに時渡りを掛けた』ことになります。
優しいマローネの性格上、エテーネ人以外が時渡りを受けると『死ねない体になって時間をさまよい続ける呪いを受ける』なんて知っていればファラスに時渡りの術は使わないはずです。
『産後間もない&最近まで寝たきりだった』というコンディションでも無理をして自分自身でエックス君の後を追ったでしょう。
つまりマローネはエテーネ人以外が時渡りをすると危険な呪いを受けることを知らないワケです。
ジェニャに時渡りを掛ける可能性があるのは、この呪いの危険性を知らない人間に絞られると思いますので、マローネはかなり可能性が高そうですね。
ではパドレはどうでしょうか?
第二王子ということもあり、マローネよりは時渡りについて詳しそうですね。
時の牢獄に閉じ込められていますが、さすがに10年後の未来の話ではエックス君が頑張って脱出しているとは思うのです。
とは言え、パドレが味方になると、エックス君と2人のコンビでだいたいの問題が解決しちゃいそうですから、彼の時渡りの力は時の牢獄を脱出するときに消失する展開があるかもしれません。
そういうワケで、消去法的に未来のジェニャを過去に送った犯人はマローネとなりました!!
パドレの場合は時の牢獄から脱出するというワンクッションが必要なので、現時点ではやはりマローネの可能性が高そうですね。
時渡りの犯人はマローネ!
真実はいつも1つ(か2つ)!!アバ様の名に懸けて!!