こんばんは、イコッサです。
4連休いかがお過ごしですか?私はアマゾンプライムで映画ばかり見ております。
そんな感じで『ターミネーター・ニュー・フェイト 』を見たのですが、DQ10のエテーネ王国とターミネーターに似たモノを感じたので、書いていきます。
なお、この記事はターミネーターニューフェイトの軽いネタバレが含まれます。
まだこの映画を見ていない人は注意が必要ですよ~。
ターミネーターの世界とエテーネ王国の類似性
まずはターミネーターのストーリーを解説します。
- 科学の進んだ未来で人類はAI(人工知能)であるスカイネットを開発する
- 自我に目覚めたスカイネットは人類に攻撃し世界はほぼ滅亡
- 生き残った人類vsAIの戦争はギリギリで人類が勝ちそうになる
- AIは現状を打破するため人類側のリーダー暗殺のためターミーネーターを送り込む
こういうお話です。
SF作品としてはよくある『人工知能が創造主である人類に反旗を翻す』というストーリーですね。
これ、DQ10のエテーネ王国によく似ていると思います。
同じタイムリープ物のSF
エテーネ王国のおはなしはこんな感じです。
- 錬金術が発展した世界で人類は魔法生物(キュロノス)を作る
- キュロノスは人類に反旗を翻し、何やかんやあって人類を滅ぼしてしまう
- 滅びの未来を変えるためにがんばる
この時点でかなり似ていますね。
そして両作品ともに何とか人類は滅亡を逃れます。
ターミネーターシリーズはターミネーター2で、DQ10はバージョン4で滅亡を回避できました。
しかし、ターミネーター最新作(ニューフェイト)では新しいターミネーターが登場しましたね。
スカイネット誕生による滅びの未来は回避されたのに何故なんでしょう?
それは人類の科学が発展する限り人工知能の反乱は避けられず、名前がスカイネットではなくなった・・・というオチでした。
ニューフェイトの未来ではスカイネットではなく、リージョンという名の人工知能と戦っていました。
結局は滅びの未来を回避できていなかったという事になりますね。
実はキュロノスによる滅びを回避したエテーネ王国にも、新たな世界滅亡の火種があります。
エテーネ王国の抱える新たな火種とは
錬金術と時見の力を組み合わせたスペシャルな魔法生物はキュロノス1人ですので、二度と誕生しません。
ですが、モモンタルや機械獣やドラスケ達のようなノーマルな魔法生物はいくらでも作れます。
一時的に廃棄されるになった事もありますが、その命令を下した張本人が死亡したので無効になっているはずですね。
なぜ魔法生物が第2のスカイネット・・・つまり世界滅亡の火種になるのか、以下の事が挙げられます。
- 魔法生物は不老に近い寿命がある
- 魔法生物は人間と変わらない知性がある
- 魔法生物は人間より強靭な体を持つことができる
このように『魔法生物は人間の上位互換』と捉えて問題無さそうな特徴を持っています。
恐らく生殖により数を増やせないため、これが唯一の欠点とも言えそうですが、魔法生物が魔法生物を作れば解決する話ですね。
人類に作られた人類以上の生命がいるにも関わらず、彼らに何かしらの制限が掛かっている様子はありません。
『創造主に敬意を払って従う』くらいの感情はあるでしょうが、自由意志で行動していますね。
実際にコンギスの作った紅竜3兄妹は勝手に家出しましたし、ヨンゲ所長の作ったメガロダインに至ってはエテーネ島を沈没させるという明確な反逆を行いました。
魔法生物に反乱防止のセーフティー機能が無いということは、今まで魔法生物による反乱がなかったのは『偶然飼い主の性格が良かったから』としか言えません。
しかし、いつかは性格の悪い錬金術師が優秀な魔法生物を作り、虐待するという事が起きるはずですね。
その時はスカイネットコース一直線です。
これはもう物語的なお約束なんですが、人間と同等かそれ以上の知的生命体が出現した場合、反乱を起こさないことはあり得ないんですね。
実際に未来のC141は反乱を起こしています。
今回の記事ではターミネーターをヒントにエテーネ王国がいまだ世界滅亡(人類の滅亡)に繋がる火種を抱えている事を書きました。
ただこれだと『エテーネ王国は危険な国家だ!』『ひどい国だ!』という避難になってしまいそうですね。
実際に危険な国だとは思いますが、私はターミネーターを見るまでそんな考えはありませんでした。
エテーネ王国が危険な国だと考えるよりも、エテーネ王国の危険性を我々冒険者がスルーしてしまうのは何故か・・・と考える事の方がおもしろそうですね!
長くなってしまったので次回に続きます↓↓↓