こんばんは、イコッサです。
コメントで『紅竜たちの記憶というクエストにガタラ創設者と思われる人物が登場するかも』という情報をいただいたので、早速やってみることにしました!
感謝感謝!
・・・で、やってみたんですが、このクエスト壮大すぎて思う事がいっぱいできてしまいました。
物語の概要は5000年前のエテーネ王国で生まれた魔法生物(アルゴンリザード)が、5000年の長い旅をどう生きたのかというモノなんです。
アストルティアの歴史年表を作っている私としては、これは見逃せないですね!せっかくなので年表も交えて、このクエスト全体に触れていきます。
バージョン4のネタバレを多分に含みますので、未プレイの方はご注意ください。
紅竜5000年の旅の始まり
まずは3匹の魔法生物のアルゴンリザード(リュウタ、コドラン、ドラスケ)のおさらいです。
エテーネ王国の錬金術師コンギスが生み出した彼らですが、時の王ドミネウスが発した魔法生物廃棄の指令によりエテーネ王国から脱出します。
親であるコンギスは彼らを廃棄するつもりもなく、手放すつもりもありませんでしたが・・・。
親であるコンギスに迷惑をかけたくないこと。
そしてコンギスが錬金術にささげるような『熱意を抱ける何か』を求めて3匹のアルゴンリザードはエテーネ島を離れます。
なお、エテーネ島は改編前の歴史ではメガロダインに沈められ、改編後の歴史では船界船の力で現代へ島ごとワープするので、どのような歴史でも消えてしまいます。
そしてまずはリュウタがウルベア地下帝国の冒険家キバチェと出会い、冒険を通じて相棒のような関係になります。
キバチェはトレジャーハンターで、リュウタと共に『ヒスイのつばさ』という盗賊団(?)を立ち上げました。
こんな微妙に距離感のある写真しか取れませんでしたが、この2人のやり取りは面白く、漫才の名コンビみたいです。
彼らはデアダイアという宝石を狙うのですが、この宝石は魔瘴を封じたものであり、キバチェを庇ったリュウタは魔瘴を浴びてしまいます。
この時の魔瘴が原因でリュウタはキバチェの元を去っていきます。
コンギスの時もキバチェの時もですが、大事な人のために自己犠牲をして姿を消すのはアルゴンリザードの習性?
なお、このキバチェが現在の岳都ガタラの原型を作った人物だと思われます。
『都(ウルベア地下帝国)の東に拠点を作る』と言っており、実際に岳都ガタラには彼の日記が残っていますので、ほぼ確実だと思います。
もし、この拠点がすぐに岳都ガタラとして成立したなら、ガタラはグランゼドーラに続く世界で2番目に古い街ということになります!
ウルベア地下帝国が滅亡したの理由を考えていた時はガタラの設立がいつかわからずに終わりましたが、こんなところからヒントが出るとは!
コメントに感謝感謝です!
キバチェは一生をかけてでもリュウタを探そうとしていたらしく、彼らの絆が深いことがわかりますね。
キバチェの一族は現在のキバリオまでの3000年、ずっと紅竜の記録を伝え続け、記録し続け、リュウタとの再会を悲願として生きていました。
このキバリオがキバチェの子孫なのですが、ガタラの元町長ではなさそうです。
ガタラは重税を課していた町長が財力と権力を奪われて10年前に追放されて以来、町長不在の町になっている
キバチェの日記が置かれた家が彼の家だとしたら『追放された町長』という設定と完全に矛盾しています。
キバチェは現在のガタラに拠点を作ったとされますが、彼はリュウタを探して世界と旅する風来坊なので、街の創設者でありながらもリーダーではなかった気がします。
まだ『人生で大切なもの』を見つけることができていない様子ですが、ここでリュウタの物語はいったん終わります。
人に恋した紅竜
1200年前のオルセコ王国に来てみると、見慣れたアルゴングレートがいます。
このアルゴンクレートは旅に出た3匹にうちの1匹でコドランが成長した姿です。
コドランのストーリーはドラクエ10でも相当に衝撃的な内容ですね。
アラハギーロで出会ったハグニルという将軍に恋をしたため、人間になれる薬を求めてはるばるオーグリード大陸まで来たそうです。
その薬を作れるのが呪術師ゴルガーレンというオーガですが、この薬は望んだ姿になれる一方で寿命を大きく削るという副作用があります。
ゴルガーレンはゾンガロンに魔物にされた姉をオーガに戻すために薬を作ったのですが、元の姿に戻ってしばらくすると姉は薬の副作用で死んでしまったそうです。
人間の寿命ではとても飲めない薬ですが、既に4000年の時を生きてまだまだ元気なコドランなら大丈夫かもしれません。
こうして人間になったコドランですが、一人称が『ボク』で見た目がアルゴングレートだったのに、急に人間の女性になるところで衝撃を受けた人も多いでしょう。
なお、リュウタはオレ、コドランはボク、ドラスケはオイラと3匹とも一人称が異なっています。
人間となったことで長すぎる寿命は失いましたが、彼女は無事にレンダーシア大陸に戻り、ハグニルの妻となり子供をもうけます。
あまりにも寿命が長すぎるせいか、大幅に寿命が削られても人間並みに生きることができたのではないでしょうか?
彼女の年表はこんな感じです。
なお、彼女の話はランガーオ村で聞くことができますが、これを伝えたのは恐らく呪術師ゴルガーレンだと思います。
彼は作った薬で結果的に姉を殺してしまった事を悔いていましたが、その薬でコドランが幸福を掴んだことをとても喜ばしく思っていたのですね。
コドランの子孫もハグニル同様に、アラハギーロ王国に仕える兵士をやっているようです。
・・・。
コドランの遺伝子100%じゃねーか!
人を癒す竜
残すところはドラスケだけなのですが、彼は1000年前のグランゼドーラで医師セレディーネと出会い、相棒となります。
そして2人で不死の魔王ネロドスの襲撃で傷ついたレンダーシアの人々を癒していきます。
この時間はドラスケにとってとても幸せな時間だったようで、セレディーネのことを人生で一番大切なものと呼んでいます。
しかし、幸せな時間は長くは続かず(20年近く続きますが)、3000年前にウルベア地下帝国で魔瘴を浴びたリュウタが現れます。
魔瘴による影響で理性を失ったリュウタは『ゼドラの影』という魔物と化し、レンダーシアに災いをもたらす存在になってしまいました。
これを止めるためにドラスケはセレディーネと一緒に兄弟であるリュウタと戦います。
戦いの結果、ゼドラの影と化したリュウタは封印したものの、セレディーネを庇ったドラスケも呪い(魔瘴?)により命を落とします。
しかし、その最後は幸せなものだったそうですね。
こうして真のゼドラ洞で死んでしまったドラスケですが、本編開始後に偽のゼドラ洞に現れたアルゴングレートは彼なのでしょうか?
クエストではある患者の難病を直すためにアルゴンハートが必要であり戦う事になります。
ちなみに私は偽のゼドラ洞に現れたアルゴングレートはドラスケではないと思っています。
もし980年前に死んだドラスケ本人を復活させられるなら、もうなんでも有になっちゃいますよね。
例えば偽のセレドの町の子供たちのように、マデサゴーラが現れた後に死んだのなら本人を偽のレンダーシアに作ることができると思います。
マデサゴーラが魂的なものを確保できなかったキャラは復活させられないと思うよ
そうであると言ってくれ!
私は自分がドラスケを倒したなんで信じたくないんだよ!
人生で大切なもの
さて、話は戻りますがゼドラの影と化したリュウタは封印されたままバージョン4を迎えます。
ここでエックス君の活躍により3000年貯めこんだ魔瘴が浄化され、リュウタ本来の姿に戻るのですね。
かなり色々な要素が絡まりあうので長くなりますが、これがドラスケとリュウタの年表になります。
ここで不思議なのはアルゴングレートではなく、アルゴンキッズに戻っていることです。
コドラン、ドラスケがそれぞれアルゴングレートの姿に成長したのは『一番大切なもの』と出会ったためだと思いました。
しかしリュウタだけは魔瘴からキバチェを庇うという形でアルゴングレートになりましたね。
その時のリュウタのセリフですが、まだ『人生で一番大切なもの』を特定できていない様子でした。
そんなリュウタも相棒であるキバチェが生涯をかけて自分を探してくれたことを知ります。
そして二度と会えなくても失われないものがある事に気づきます。
愛する相棒との絆や思い出がリュウタにとっての『人生で大切なもの』だったようですね。
こうして心が成長したリュウタですが、しばらくしたら体の方も再びアルゴングレートに成長するのではないでしょうか?
5000年の長い旅を終えて、3匹のアルゴンリザードはそれぞれ『自分よりも大切なもの』を見つけました。
結果的に生き残ったのはリュウタだけですが、コドランもドラスケも幸せだったのは明らかですね。
そもそも3匹とも4000年は生きてるから大往生なんだよなぁ
リュウタは最後に『大切なものを探してくる』と言って待たせてあるコンギスの元へ戻ります。
あれ・・・今よく見たらコンギスと人間になったドラスケって同じ装備してるんじゃないか!?
魔法生物ってそういうところまで親に似るの?
まとめ
紅竜たちの記憶、いかがだったでしょうか?
私は色々発見がありましたよ!
例えば1000年前にグランゼドーラにいた医師ヨーグが今のセレドに引っ越そうとしていますが、この時点ではセレドはまだ村だったようですね。
それでもやっぱり一番意外だったのは、ガタラが2番目に古い街だった可能性があるということでしょうか。
今までは3000年前のグランゼドーラの次は、1400年前のアラハギーロが2番目に古い国だったのです。
またドワーフが勝ってしまったなー!
ではでは、この記事は最後にリュウタ、コドラン、ドラスケの年表を全部繋げて表示して終わります。
次回は『魔法生物がなぜ反乱を起こさないのか?』という疑問を考察していこうと思います。