歴史好きのアストルティア秘聞録レビュー
こんばんは、イコッサです。
今回の記事は先に発売したアストルティア秘聞録のレビューとなります。
あまり中身については言及しませんが『DQ10の歴史が好きな人間が感じた感想』と言う事で参考にしてただけたら幸いです。
さて基本的なデータを最初に紹介します。
値段は定価で『約4,620円』でページ数は『320ページ』になっています。分厚く高価な本ですね。知り合いの医療系の人のテキストがこのくらいの厚さでした。
2016年発売のアストルティア創世記は『2,600円』でページ数は『420ページ』でした。
いや…いやいやいや、秘聞録にはスタンプついてるから!
大丈夫だよね安西先生?
経営が苦しいから物好き相手に小金稼ぎに来てないよね?
内容の内訳
さて気になる内容の内訳ですが、以下のようになっています。
※物品紹介とは武具やアイテムの紹介
パッと見ると、風景資料(マップの資料)や物品資料で大分ページ数を稼いできたなと言う感じですね。
この辺りの中身への感想は後程書いていきます。
これをグラフで見るとこんな感じです。
これから買おうと思う人は自分の好きな内容が多く含まれているかとうかの判断に使ってください。
歴史好きから見た秘聞録
始めに言ってしまうと『新しい事実はほぼ無い』です。
あえて言うならマデサゴーラの戴冠式の時期や、ナドラガ教団が誕生した時期が出てきますので、これが考察勢的には新事実と言えますね。
ですが『とこしえの揺り籠はDQ9の世界か?』とか『ウルベア地下帝国がなぜ滅びたか?』とか『世界宿協会の謎』とか『ネルゲル誕生の謎』とか、現在謎のままの出来事には触れられていません。
特にネルゲルはバージョン5でも不自然なくらい情報が出ませんでしたね。
もしかしたらバージョン6以降でネルゲルを作った者が登場する布石かもしれません。バージョン6では明確な黒幕がまだわかりませんしね!
まぁ、全部の謎が解けるのも味気ないかも
なので、この本は新しい事はほとんど書かれていないけど、知識の確認用には便利という感じになると思います。
特に歴史資料は年表形式になっていて読みやすくオススメです。
また、人物資料にもキャラのたどった軌跡が書かれていて、DQ10の歴史をざっと読みたい時は歴史資料を使い、個別のキャラが気になったら人物資料という使い分けができそうです。
あえて不満を書くなら
風景資料と物品資料が半分以上のページ数を占めており、バージョン6の情報も特に人事実のない当り障りのないキャラ紹介とマップ紹介で終わります。
この3項目が本の60%以上の内容を占めます。
マップの原画や家具やアイテムの原画などに興味のある人は大興奮!
その反面、こういったアートに興味のない人は読むページがかなり減ってしまいます。
さらに人物資料で『紹介されているのがメインクエストの登場人物だけ』という点も気になります。
アストルティア創世記ではサブクエストで登場したキャラクターまで紹介してくれたので、どういうサブクエストがあったのかを思い出して懐かしむことができました。
しかし、今回の秘聞録はサブクエスト部分の登場人物が削られてしまっています。
バージョン1と2のサブクエストで登場したキャラクターは創世記で紹介しているから省いても問題ない気がしますが、バージョン3~5までのサブクエストで登場するキャラクターまで省くのはもったいないと感じました。
というのも、上で紹介したようにアストルティア秘聞録は歴史好き的には便利だけど、新事実はほぼ無い本です。
『今はあまり役に立たない本なら、数年後にDQ10を懐かしんで読むアルバム的な使い方をするだろう』という予想ができます。
みんなだって昔のドラクエの攻略本を見つかたら、鳥山先生の書かれた武器防具のイラストでも読みながら当時を懐かしむでしょう?
そんな時に、物語を彩るサブクエスト周りを全く振り返ることができないのは寂しい事ですね。
まとめ
ちょっと新事実が少なかったり、アート周りが多かったり、サブクエスト周りの人物紹介が無かったりしましたが、持っておいて損はない本だと思います。
ここまでDQ10の事がまとまって書かれている本は恐らく今後数年は出ないでしょう。
そして、アストルティア秘聞録はアストルティア創世記の上位互換ではありませんでした。
創世記の方にしか書かれていない部分も多々あり、むしろ上巻と下巻くらいの関係だと思うとわかりやすいです。
むしろ今回の記事で不満に思った部分の多くは創世記を買えば解決します。バージョン3~5のサブクエスト周りはどうしょうもないですが
いつの日かドラクエ10を懐かしんで読むアルバムとしての価値を考えても、2冊とも買うのがオススメです!