こんばんはイコッサです。
DQ10が凪のシーズンに入りましたので、今やっているKenshiというゲームの個人的な思い出記事を書いていきます。
Kenshiには主人公がおらず、初期キャラクターも簡単に死亡します。
実に世紀末らしくでいいですね!
仲間も名前/種族/能力がランダムで決まっており、DQ10でいうアンルシアやヒューザのような特別な仲間はおりません。
でも、そんな中でも固有仲間というユニークな仲間たちがいます。
私のプレイではこのユニーク仲間を集めて遊びました。
初期スタート位置の近くの町、スクインにて0円で雇えるのがルカ姉さん。
0円で雇える仲間なのに比較的強いです。
さらにキャラクターの背景が薄味極まりないKenshiの世界で、かなりしっかりしたバックボーンのあるキャラクターになっています。
シェクの戦士だったルカは戦いに敗れ、生き延びました。
戦闘民族シェクは潔く戦場で散る事をヨシとする種族なので、死に損なったルカは罰として仲間から角を斬られてしまいます。
角を失ったシェクは戦う事を許されず、労働者階級(戦士の召使)に落とされるのです。
そんなルカですが、まだ戦士としての闘志を失っておらず、大きな手柄を求めて再び戦場へ旅立つ・・・というのがこのキャラのストーリーです。
彼女はこの先どうなるのか?
敵対している大国のホーリーネーションに特攻するのか?シェクの大敵バグマスターを打ち取ろうとするのか?それとも別の方法で手柄を上げるのか?
とにかく物語を加速させるための要素をいっぱい持ったキャラクターです。
なんて主人公っぽいいでしょう!!
ルカ姉さん、格好良すぎるぅ~///
今回の記事では、私が独断で選んだ主人公っぽい背景のある固有仲間の紹介をしていきます。
ハム―ト
ならず者が流れ着く街、スワンプのバーにいるのがハム―トさんです。
Kenshiは奴隷労働が平気でまかり通っている世界です。
ハム―トさんは妻を奴隷にされてしまって亡くした恨みから、奴隷制をぶっ壊そうとしているのですが、恨みの強さで冷静な行動ができないと同胞の反奴隷主義者にも避けられてしまっています。
こういう復讐者が仲間ができて絆された後に、復讐を果たすか?仲間を取るか?・・・みたいな話になるのが大好きです!
容姿に絶望的な間での差がありますが、ハム―トさんはKenshiのクラピカってことです。
グリフィン
こういう世紀末世界に必ず登場するのが胡散臭い宗教国家です。
実際はそこまで狂っていないとは言え、Kenshi世界のでホーリーネーションがまさにそんな感じ。
そんなホーリーネーションの中でも自国の教義に疑問を持つ人もいるんですね!
それがグリフィンさんです。
元々ホーリーネーションの兵士でありながら、自国の教義に疑問を持ち、兵士を止めた後はかつて自分が信じていた(今は疑っている)教義を確かめるために旅に出る!
実に主人公らしいバックボーンをもっております!
今まで信じてきたモノを疑い、その隠された闇の部分を見て、グリフィンさんはどういう行動をとるのか。
みなかった事にして信仰を貫くのか?
それとも今の歪んでしまったオクラン教を正しい方向へ戻すために、祖国のトップと戦うのか?
もうグリフィンさん主役で映画1本作れます!
ビープ
ハイブはまるでアリのような真社会性を持つ種族です。
彼らは自我が薄く、女王またはハイブという種族全体に尽くすことを第一目的に生きています。
そんな中でも稀に強い自我を獲得し、群れを追い出されるはぐれハイブがおります。
強い自我を持ったために自分を捨てて女王に尽くすことができなくなったということですね。
ビープもその1人です。
ほとんどのハイブは世間知らずで、ハイブ社会を出てしまうとあっという間に悪党の食い物にされてしまいます。
ビープは運よくそういう目に合っても逃げてこれましたが、もう逃げるのはこりごりです。
なら最強の剣士になって全部返り討ちにしてやろう!
そう決めたビープ君はひたすらに最強の剣士を目指します。
うーん、単純で良し!!
ただひたすらに強くなるために戦うっていうのも・・・それはそれで主人公っぽいですね。
おそらく世界で一番有名な漫画の主人公もそんな性格なので、ビープ君の主人公適正は高いと言えます!
でも・・・ひたすら強くなること自体が目的の主人公ってドラゴンボール意外にあんまりない気がするんですけど・・・?
実は悟空ってけっこう主人公界隈じゃ異端なのでしょうか。
バーン
バーンは不毛の地、フラッドランドに住む年老いたスケルトンです。
でもスケルトンって3000年以上前の第一帝国時代に製造された人工知能ロボットなので、現代のスケルトンは全て年老いたスケルトンと言えると思うのです???
スケルトンの会話で『長生きしすぎたスケルトンは鬱を患い、再起動をすると鬱が治る代わりに全てのスキルを失う』ありましたので、現代のスケルトンは何度も再起動をくり返した個体なのかもしれません。
どのくらいの時を過ごすと再起動をする必要があるのかはわかりませんが、アーマーキングなど平気で1000年くらいは稼働しているスケルトンもいます。
バーンはもっと老齢なのでしょう。
隠居状態だったバーンの趣味はたまに訪れる冒険者をもてなして話をすることで、まだ冒険への未練があるのがわかります。
そんな悠久の時を生きる彼ですが、いよいよ機械の体にも限界が近いのか、人生最後の冒険に出かけるために主人公に同行します。
年老いた冒険者の最後の冒険ってだけでもう最高にかっこ良すぎるます!
もし彼らの冒険が1つの物語になるなら、きっとバーンがその語り部になってくれると思います。
いかがだったでしょうか。
ゲーム内ではたった数行で語られるKenshiの登場人物ですが、それでも魅力的なバックボーンを持っております。
そんな世紀末ゲームKenshi、お勧めです!