~前回までのあらすじ~
修行の旅を始めた剣士君一行は都市連合の侍に絡まれながらもカルト村にて初めての名刀『ムーンクリーバー』を手に入れた。
装備の充実に満足して浮浪人の隠れ家への帰り道に今度は都市連合所属の貴族(ノーブルハンター)に絡まれてしまう。名刀ゲットで気が大きくなった剣士君は相手が貴族でもお構いなしに返り討ちにしてしまうのだった。
そう言えば、あれから仲間が増えたんだよね。
ホーリーネーションの採掘場やら、都市連合の奴隷マーケットやらはちょくちょく襲いますからな。そのたびに元奴隷の仲間が増えるのです。
でも、今回はちょっと変わった奴が仲間になったぜ。
都市連合から金を借りて逃げてきたっていう奴だ。
ほほぉ・・・。これはMODの影響ですなぁ。
『The Debt Collector』というMODで金貸しという勢力を追加したのですが、まさか債務者を仲間にすることができるとは。
なんか私、金貸しを潰すとか言ってますけど、これ口約束して大丈夫なんですか?
いやマズいだろ。お前が約束したんだからな、俺は知らんよ?
『The Debt Collector』で追加された金貸しという勢力はかなり強く、特に金貸しの元締めである貴族のエチゴヤの側近は各勢力のトップと遜色ない強さを誇ります。
金貸しはMODによる追加勢力なので友好度は中立です。今回のプレイの全勢力敵対による売買禁止という縛りプレイの抜け穴になるかと思いましたが、金貸しの街で売買をする勢力は奴隷商人なので剣士君たちと敵対しておりまいした。
そのため金貸しの街でもやっぱり買い物はできませんでした。
しかし・・・初めて敵対してない勢力が出てきたと思ったら、借金取りかよ。
ぜんっぜん嬉しくねーな!
というか、このMODいれると自動的に金貸しに30万の借金を負うみたいですけど、返す予定はあるんですか?
知らんし返せない。
この人も、まさか仲間に誘った相手が全勢力から命を狙われている賞金首だとは思わないでしょうなぁ。
し!
正式に仲間に加入するまでそういう情報は出すんじゃあない。
こうして剣士君は仲間を増やし続けました。そして仲間が8人になった時に気づいたのです。
おまえら名前が紛らわしいわ。
たしかに仲間も増えてきて、全員同じ名前だとやりにくくなりましたなぁ。
これからもっと仲間が増えたら食料運搬係とか、遺跡のお宝係とか、役割分担が必要でしょうし・・・、全員同じ名前なのはやりにくい。
着々と仲間を増やす剣士君一行ですが、全員同じ名前という問題が浮上してきました。
職場に同じ名前が2人いるだけで面倒なのに、このチームには4人同じ名前がいるのでした。