あなたをこえたくて

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闇の根源が女神を憎む動機とは

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こんばんは、イコッサです。

みなさまバージョン5.0はもうクリアしましたか?ラスボスは倒しましたか?

ラスボスの話題なので今回の記事も例によって…。

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今日はそのラスボス『大いなる闇の根源』の話ですが、今作のラスボスなのに思った以上に正体が謎に包まれていますよね。

以下、面倒なのでジャゴヌバと書きます。

もうバージョン5まできてるのに、アストルティアを攻撃する動機もあやふやですよね。

そこで今回はジャゴヌバがアストルティアを滅ぼそうとする動機を探っていきます。

 

いつジャゴヌバは現れたか?

まずジャゴヌバとアストルティアのファーストコンタクトがいつなのか考えてみましょう。

アストルティアの神話を順番で書くとこうなります。

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 長ったらしいですね。

これがアストルティアの世界と生物の誕生です。

肝心のジャゴヌバですが、歴史に登場したのは女神ルティアナとの戦争が最初なので、いつアストルティアに来たかわかりませんね。

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ヒントとなるのはオーガという種族の誕生エピソードです。

種族神ガズバランが生み出したオーガは怪物の体に人の心を宿すという手順で作られた種族です。

ここで言う『怪物 = 魔物』であるとは言い切れないのですが、古代オルセコの鬼岩城の住民は人の心を失った結果モンスターになり、魔障に侵されたガミルゴが鬼岩兵に変化してしまっていますね。

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オーガという種族がいて、オーガというモンスターもいる世界で無関係とは考えにくいです。

よって、オーガの体 = 魔物の体と言って差し支えないと思います。

モンスターと言えば魔物、魔物を生み出すのは魔瘴、魔瘴の大元と言えば、ジャゴヌバなのです。

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なので、少なくともオーガ誕生までにはジャゴヌバは魔界を作り、アストルティアに魔瘴を発生させていたと考えるのが自然です。

こうやってジャゴヌバがアストルティアに訪れた時期を考察すると、大雑把に3パターンに分けられます。

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パターン①最初からいた

女神がアストルティアとなる空間に訪れる前に、実は既にジャゴヌバが居たというのがパターン①です。

何せ塵芥漂う薄暗い空間ですからね。

ただでさえ黒っぽくて見えにくいカラーのジャゴヌバなので、ルティアナが見落としても致し方なし!

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パターン①の場合はジャゴヌバが女神を憎む明確な理由があります。

魔瘴という陰の創生の力(陽の創生の力は女神の光)を持ちながら、たった一人で薄暗い空間にいたジャゴヌバは静寂が好きだったはずです。

しかし、女神がいきなり訪れて光の世界と数々の生き物を作り、これ(領土の侵略や騒音被害)に腹を立ててアストルティアに戦争を仕掛けたというケースですね。

最近のゲームは実は悪役も被害者というストーリーが多いからね。これはあり得ると思う。

 

パターン②女神と一緒に来た

次のパターン②は女神と一緒に何もない空間に訪れたパターンです。

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こう考えた根拠として、女神の持つ創生の光と、ジャゴヌバが持つ魔瘴の特性が同じだからです。

女神の光が種族や動物を生み出すならば、ジャゴヌバの魔瘴は魔族や魔物を生み出すのです。

この力が同一の性質であることは、ドルワームで発見された術により魔瘴の結晶である魔瘴石が太陽石に変化することからも明らかです。

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魔瘴石が魔瘴の結晶なら、太陽石は太陽の光の結晶ということになります。

この世界の太陽は女神の光なので、ジャゴヌバの魔瘴を反転させたら女神の光になるということなんですね。

ドゥラ院長も魔瘴石と太陽石は陰と陽の関係だと言っています。

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『魔瘴は実際にその力を何度も見ているけど、太陽石の力なんて信用できない』と思っていますか?

魔瘴から魔物が生まれるところはよく見ますし、その結晶である魔瘴石もまた創生の力があるのは納得しやすいと思います。

しかし、太陽石や女神の光は地味~に冒険者を助けているのであまり目立たない存在ですね。

主人公が転生した直後の勇者覚醒の光も、元をたどれば女神の光です

女神の光だけではなく、太陽石の力も私たちは既に見ています。

3000年前、映画を誇ったガテリア皇国をたった1発のビームで焼き払ったウルベア大魔神という兵器がありました。

現在とは比較にならないほど発展していたガテリア皇国の兵器をもってしても倒せなかったウルベア大魔神ですが、それを倒した兵器こそ太陽石で作った兵器なのです。

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太陽石で作った大砲、太陽弾は強固なウルベア大魔神のバリアーを破壊するほどの力がありました。

太陽石もまた、特別な力を秘めた石なのですね。

魔瘴石からも魔瘴弾という兵器が作られているなど、太陽と魔瘴は同じような扱いを受けている。

さて、話は神々に戻りますが、偶然アストルティアができる空間に現れた2人の神(ルティアナとジャゴヌバ)が、偶然同じ創生の力を持っているなんてありえるでしょうか?

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そんな偶然よりも、ルティアナとジャゴヌバに何らかの関係があったと考える方が自然です。

例えば夫婦、親子、兄妹だったとしましょう。

全く無関係の両者が争うよりも、かつて親しい者同士の争いの方がより激しく深刻になっていくと思いませんか?

ジャゴヌバは何かと茨を強調する演出が多いですが、これだって病的に相手を束縛するイメージにも見えますよね。

世界の神話だって、戦争の原因は痴情のもつれや跡継ぎ問題といったものばかり。クソみたいな理由の戦争はむしろ神話あるある

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例えばこのオッサン(ゼウス)とかどうしょうもないロクデナシですよね

パターン③の『オーガ誕生前のどこかしらのタイミングでアストルティアに来た』という説は既に説明済みなので省きます。

 

まとめ

今回の記事では大いなる闇の根源ことジャゴヌバが何故女神やアストルティアを滅ぼそうとするのかを考察しました。

そして、どのタイミングでジャゴヌバがアストルティアに訪れたかを焦点に、それぞれの動機を洗い出しました。

一覧にまとめましたので、ご確認ください。

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みなさんはどれだと思いますか?もしくは、これ以外だと思いますか?

最近の流行りだと、悪役にもそのような行動に至った理由が用意されているものですので『女神より前に元々いた』説が来るんじゃないかと思います。

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『7種族が誕生する前には来ていた』説だと、ジャゴヌバの一方的な侵略になりますね。

その理由も曖昧で『女神の光(創生の力)でできたものはとにかく憎い』というものです。

強引に理由付けをするなら、同じ創生の力を持つ女神への同族嫌悪なのかもしれません。

女神が世界を上手く作ったけど、ジャゴヌバは同じ力を持ちながら歪な世界しか作れなかったのかもしれない…

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せっかく主人公が魔族になったのに『醜い姿』とか言っちゃうからね。

自分の作った魔族の事も、あんまり好きじゃないみたいです。