こんばんは、イコッサです。
ドラクエ10も8年目を迎えました。
今回の記事はその8周年の国勢調査から読み解く『オーガ男(略してオガ男)の未来』について書こうと思います。
ドワーフの私がオーガについて語るのも変かもしれませんが、実は私は最初オガ男ではじめました。
スーパーサイヤ人が好きだからね
後にアラレちゃんなドワーフの存在に気づいて鞍替えしたわけですが、オーガについて多少の体験を持ちつつ書くことができると思います。
人口から見るオカ男の減少
いまや4%というドワ男に迫る勢いの希少種族になってしまったオガ男ですが、2012年の最初の国勢調査では14%と数の多い種族だったのです。
この時にもっとも不人気だったのがドワ子で、たった2%でした。
しかし、時は過ぎて2020年になり、見る影もないほど減少してしまいます。
上の図は左がサービス開始直後の2012年で、右が2020年の人口分布の図です。
試しに一番人気にエル子と、一番不人気のオガ男で2012年から2020年までの人口推移を見比べてみましょう。
青がオガ男で、オレンジがエル子です。
なかなかすごい事になっていますね。
『サービス開始から1年で14%→6%』と半数以下にまで落ち込でしまったようです。
一体なぜここまで数を減らしてしまったのでしょうか?
オガ男が数を減らした理由
オガ男がここまで数を減らした減った原因はいくつかあります。
まずは女性キャラの増加により相対的に数を減らしたという説がありますね。
『サービス開始当初は女性キャラの割合が全体の35%でしたが、今では56%』にもなっています。
これは裏を返せば『男性キャラが21%減った』ということにもなりますね。
男性キャラの2012年と2020年の人口を見てみましょう。
プクリポを除くすべての種族が数を減らしたという事がわかります。
特にオガ男の減り方は顕著ですね。
それもそのはずで、仮にプレーヤーの総人口に変化がない場合は『増えた女性キャラの半分は消えたオガ男』という事になるのです。
当時は願いの鏡のような性別変更アイテムは無いため『メインだったオガ男をサブキャラに降格させ、女性キャラをメインにリスタートした冒険者が多い』という事かもしれません。
実はオガ男は女性キャラになりたい?
筋肉の権化であるオガ男が女性冒険者に性転換したいなんて、そのようなことがあろうはずがありません。
・・・と、言いたいところですが、説を裏付ける証拠が2つあります。
1つはオガ男の人間姿に戻る率の高さです。
なんと全種族で唯一50%以上人間に戻っています。
オガ男を選んだ冒険者が、ゲームを進めるうちに『コレジャナイ』感覚を感じてしまうのかもしれません。
これは私が実感したことですがオガ男は移動が遅い(遅く感じる)です。
ドラクエ10はどの種族も同じ移動速度なんですが、体が大きい分ゆっくり動いているように感じるんですね。
移動速度が同じであるため、体が小さいプクやドワは素早く動いているように見える
また、元々戦闘向きだったステータスボーナス(種族差)が撤廃されてしまったことも強さを重視する冒険者にとってマイナスだったのかもしれません。
このようにオガ男には種族姿に愛着が持てない具体的な要因がいくつかあるんですね。
そして2つ目ですが・・・オガ男ってあの筋肉なのにイベントでよく女装してませんか?
何故あの全盛期のシュワルツネッガー並の筋肉を持ちながら女装するのか?
私達はよく矛盾した行動をとりますが、男性的な筋肉を最初に選んだ冒険者ほど、後に女性キャラを使うという二律背反を抱えているのかもしれません。
新人オガ男に降りかかる試練
2020年5月から始めた新米冒険者のデータを見ると、5種族の中では僅差でオガ男が11%と最も選ばれやすいという傾向を見て取ります。
そして相変わらずドワ子が1%と最も不人気なのがわかります。
これは2012年のサービス開始当初の人口分布と非常に似ています。
今や4%という希少種族ですが『オーガ男は新しく始める冒険者から見ると非常に魅力的』なんですね。
ですが、歴史は繰り返します。
新人オガ男には以下のような試練が襲い掛かり、いったい何%が生き残るやら・・・という感じです。
※たぶん4%だぞ
- ゲームをクリアして引退
- 動きの遅さに嫌気がさして人間姿に転生
- 女キャラを使いたくてサブキャラ落ち
さらに今はオガ男をやめて新しくキャラを作らなくても、願いの鏡という性転換アイテムがあります。
新人オガ男への誘惑は2019年以前よりも大きくなっていると考えていいでしょう。
オガ男は数々の試練に耐えて、オガ男のままでアストルティアを生き抜けるのか!
これからの戦いに注目です。